25年で7倍。「世界最強市場」米国株での稼ぎ方とは?

<個別銘柄を狙うなら!>

※株価、配当利回りは米国8月28日時点 ●プロクター&ギャンブル(PG) 株価:121.4ドル 配当利回り:2.46%  約180もの国と地域で展開する世界最大の日用品メーカー。60年以上にわたって連続増配を続けている。「不況時でも株価が下がりにくい代表的な米国株のひとつで、抜群の安定感があります」(バフェット太郎氏) ●コカ・コーラ(KO) 株価:55.11ドル 配当利回り:2.9%  世界でもトップクラスのソフトドリンク企業。コカ・コーラのほか、ファンタやダイエットコークなどのさまざまなブランドを保有。「投資の神様」ことウォーレン・バフェットの保有銘柄としても知られている ●マイクロソフト(MSFT) 株価:135.56ドル 配当利回り:1.36%  世界最大のソフトメーカー。クラウド事業「Azure」が絶好調でアップル、アマゾンに続き米企業で3社目となる時価総額1兆ドル企業に。「利益構造も値動きも安定しており、手掛けやすい銘柄です」(たぱぞう氏) ●ゾエティス(ZTS) 株価:125.77ドル 配当利回り:0.52%  動物向けの製薬会社。「製薬大手のファイザーの一部門がスピンアウトした企業。株価や業績は安定しているうえ、人向けの製薬会社と違ってライバルも少ないので価格決定力が強いのが特徴です」(たぱぞう氏) ●オートマチック・データ・プロセッシング(ADP) 株価:167.22ドル 配当利回り:1.89%  企業に人事や給与管理などの業務委託ソリューションを提供する。「米国で最も支持されている会計ソフト企業のひとつ。一度導入するとスイッチングコストが大きく乗り換えられる心配が少ない」(たぱそう氏) ●MSCI(MSCI) 株価:231.73ドル 配当利回り:1.17%  世界の投資機関に株価指数など投資支援ツールを提供している。「不況に弱い点は注意だが、インデックス運用の流れは続くと考えられ、一時的に下落してもいずれ回復することが見込めます」(たぱぞう氏) ●オクタ(OKTA) 株価:133.17ドル 配当利回り:―  企業向けID管理プラットフォームを提供。業績は赤字で無配だが、株価は’17年のIPO以来、順調に上昇を続ける。「FAANG銘柄は上がりすぎですが、ハイテク自体はまだ人気が続くのでは」(バフェット太郎氏) ●ロク(ROKU) 株価:145.89ドル 配当利回り:―  インターネットを通じて動画コンテンツをストリーミング配信するデバイスを提供する新興家電メーカー。オクタ同様、’17年のIPO銘柄で、現時点では無配を続ける。本社はカリフォルニア州ロスガトスにある 【たぱぞう氏】 投資家・資産管理会社経営。’00年に投資を開始し、リーマン・ショックの暴落時に米国株に全力投資し財を成す。現在は投資顧問のアドバイザーも務める傍ら、情報発信を行う。ブログは「たぱぞうの米国株投資」 【バフェット太郎氏】 個人投資家。日本の中小株式投資を経て、’15年頃から米国株投資を本格スタート。著書に『バカでも稼げる 「米国株」高配当投資』がある。ブログは「バフェット太郎の秘密のポートフォリオ」 取材・文/森田悦子
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