公共交通機関での迷惑行為、最も許せないのは「後ろからシートを蹴る」

気を付けていること「リュックは前に抱える」「座席で足を組まない」

 交通機関で周囲の人に迷惑をかけないようにしている人の割合は、95.9%に上った。実際に意識していることを聞くと、様々な回答が寄せられた。 「リュックの場合は前に抱える。乗車したら奥へ進む、出入口に立ち止まらない」(50代女性) 「混雑時には携帯や本を出さない。荷物は前に抱えるか網棚に置く」(40代女性)  やはり手荷物を前に抱えるよう気を付けている人が多いようだ。他にも「座席で足を組まない」(60代男性)、「座席を倒すときは、常に声をかける」(50代男性)といった意見が寄せられた。

親切にしてもらったことがある人も過半数に上る

 様々な迷惑行為に遭遇し、ストレスが溜まることもあるが、周りの人に親切にしてもらったことがある人も55.1%で過半数に上った。例えば、30代の女性は「体調が悪い時に座席を譲ってもらったり、助けてもらった」と答えている。 「子供が小さかった時に席を譲ってもらった事」(50代女性) 「飛行機の荷物の収納や取り出しを手伝ってもらった時」(40代女性) 「中国で、新幹線で夫婦が別車両に分かれてしまった時、みんなが譲り合って同じ席にしてくれたこと」(60代男性) 「障害者なので、動きにくいが、床に物を落とした時に拾ってくれた」(60代男性) 「ベビーカーの指定場所に人が立っていたら、おばちゃんが『どいてあげて』とその人たちに声をかけてくれベビーカーを置くことが出来た」(50代女性)  大勢の人が乗り合わせるからこそ、時にはイライラすることもある。しかし一人一人が周囲の人に気を配り、親切に振る舞えば、気持ちよく利用できるようになるだろう。 ※調査結果はすべて「エアトリ」調べ
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