億超え投資家は何を持ち歩いてるのか? 元芸人億り人、井村俊哉氏の場合……
世界有数の投資家ウォーレン・バフェットはハンバーガーを好んで食べ、ボロボロの車に乗るという。投資家の持ち物には、投資哲学や信念が宿っているはずだ。そこで取材班はさまざまな分野で成功している5人の投資家のカバンの中身を拝見。人生の成功法則を探った!
投資家&経済系YouTuber・井村俊哉氏の鞄
「トリオ芸人時代の年収は3万円でした」。こう語るのは、元芸人で投資家の井村俊哉氏だ。売れない芸人時代から徹底した「コスパ生活」を貫き、虎の子の100万円を元手に、’11年から株式投資をスタート。企業分析を武器にインフォマートなど10倍銘柄を発掘し、6年間後の’17年には“億り人”の仲間入りを果たす。その後も資産は順調に増え、現在の資産は2億円を突破。『日経CNBC』のコメンテーターとしても活躍中の人物だ。現在もコスパ意識は全くブレないという。
「愛用のリュックはサムソナイト製ですが、NECキャピタルソリューションの株主優待でもらった品。ちなみに、今日着ているジャケットはいくらだと思います? これ、ジャーナルスタンダードですが780円ですよ!」
井村氏が衣料品を調達するのは、セカンドストリートやトレジャーファクトリーといった上場企業が運営する大手リサイクルチェーン店。掘り出し物をゲットするカラクリを説明する。
「郊外の店舗だと、ブランドタグを見落としていたり、バイトの値付けミスがしばしばある。そんなミスプライスで十分安い品物に、クーポンや株主優待券を併用して、さらにお得に買います。着なくなってメルカリに出せば、買った値段以上で売れるものも多い」
トップ投資家は衣類にも投資視点を持ち合わせているのだ。
極貧芸人が株で億り人に! 鞄、小物選びも超コスパ重視
衣類購入にも「投資視点」を忘れない
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