eラーニング講座のつまらなさを、AI表情分析技術が変える可能性

eラーニングにAI表情解析技術を搭載すると、受講者の表情を判別し、自動的に最適なコンテンツに切り替わるなどの措置が期待できる(写真:pixabay)

「自分への投資」でeラーニングとはいうものの……

 こんにちは。微表情研究者の清水建二です。  6月ももう終わり、新入社員は新人研修を終え、転職者は研修期間を終え、新入社員や転職者でなくても、新たなサービスや指針を打ち出した企業にいる社員のみなさんは、その流れに慣れ始めてきた頃かも知れません。  そんな中、自分の不足している部分が見つかり、新たな分野の勉強を始めたり、勉強のやり直しをしたりする方も多いでしょう。  スクールに通いたいものの、仕事でなかなか同じ時間帯に通うことが難しい、あるいは自分のタイミングで勉強したいという想いから録画視聴可能なオンライン講座を利用している方も多いでしょう。  そんな私も、日々不足している知識を補うためにオンライン講座を活用しています。本日は、AI表情分析技術が変え得る次世代e-ラーニング講座の可能性について考察したいと思います。  e-ラーニング講座などのWeb・通信講座の主要なセールス文句の一つは、次の通りです。 「わからない解説があっても何度でも繰り返して視聴できる!」

わからない授業は何度聞いても基本、わからない

 確かにわからない解説を2,3回聞き、よく熟考すれば、わかるようになるものもあります。しかし、わからないものはわからない、ということがあります。そうすると、何度そのわからない解説を視聴しても理解できるようにはなりません。e-ラーニング講座のセールス文句が消滅します。  電話やメールで質問可能というサービスもありますが、先生に「ココ、わからないんです!」とその瞬間に伝えられないと、めんどうくさくなってしまったり、時間が経つにつれて「自分でも何がわからないかわからない」という状態にもなりかねません。  ライブ講座なら講義中、あるいは講義後にすぐに質問できます。あるいは講師の先生が講義をしながら、受講生の「わかる」「わからない」という様子を観て、解説の仕方を柔軟に変えてくれるでしょう。これは現状のオンライン講座にはない長所です。
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フラストレーションは成績を上げるのか、下げるのか?
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