最大資産10億円をわずか6年で築いた伝説の投資家。令和に注目する銘柄は?

 新時代は米中の貿易戦争で幕を開け、市場には下振れ圧力が高まっている。だが、悲観することなかれ。そんな過酷な条件下でも、爆上げが期待できる銘柄は常に眠っているからだ。今回、カリスマと呼ばれる相場師たちの厳選銘柄をこっそり聞いた。

イラスト/渡辺貴博

最大資産10億円をわずか6年で築いた伝説のカリスマ投資家!

 一介のサラリーマンが元手200万円で投資を始め、わずか6年で10億円もの資産を築くことに……!? そんな輝かしいサクセスストーリーがメディアでも数多く取り上げられ、一時は「カリスマ投資家」としてその名を轟かせた大膨張氏。その後、資産を大きく減らした時期もあったが、利益の多くを不動産投資に振り向け、悠々自適なセミリタイアライフを満喫しているという。現在、マーケット環境は景気後退の現実味が増し、上値が重い展開が続くが、伝説の投資トレーダーの銘柄選びは空気に惑わされず一貫している。 「現時点の株価が、本来的な企業価値を考慮した水準に比べて安い『バリュー株』を見つけることが第一で、まずは企業価値を測るうえでもっとも堅実な資産と利益を稼ぐ力を見る。つまり、PBRとROE(自己資本利益率)を見極めるところから入ります。ROEとは、会社の自己資本を運用してどれだけ利益を稼げるかを示し、PBRとはその自己資本に対してどれだけ株価が評価されているかを示しています。この2つを確認したうえで、PERが50倍以下の銘柄を探すのがいいでしょう」  大膨張氏の注目銘柄は、同氏が成長を期待して保有しているが、今年4月から実施されている「働き方改革」に直結する成長銘柄が目立っている。

「働き方改革」関連銘柄や消費増税対策銘柄のバリュー株を狙い撃つ!

「エイトレッドは、煩わしい企業内の稟議決裁をネットワーク上でスムーズに行えるワークフロ―・ソフトのシェアナンバー1の会社です。パッケージも売れているが、クラウドサービスはユーザーライセンスが毎年更新型なので利益を上げやすく、一度導入したら顧客も滅多に乗り換えないため、長く収益を上げられるのが強み。加えて、慢性的な人手不足が続く財務業界やグローバル企業の救いとなる連結会計システムを販売するアバント、スーパーの棚卸しを代行するエイジスにも期待しています」  エイジスは以前、自社が「ブラック企業」と叩かれた過去もあり、それを全社一丸となって改善しサービスの質向上に繫げた、まさに「働き方改革」を体現する企業と言えるだろう。さらに大膨張氏は、10月の消費増税も見据えた割安成長株も仕込んでいるという。 「神戸物産はフランチャイズの格安業務スーパー。食品を中心に卸す仕事も行っているが、注目すべきは、肉を切り分ける専用の機械を導入するなどして大量供給を可能にし、人件費を安く抑えることに成功している点。オリジナルの商品も多く、牛乳パックの水羊羹やプリンは人気です。実際に消費増税となったら人々の財布の紐が固くなるのは間違いないですし、すでにジワジワ上がっています」  消費増税対策銘柄はまさに今が仕込み時なのだ。
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