蓮舫議員の6・10年金質疑を信号無視話法分析。報告書を読んでいなかった麻生財務相
「赤字は不適切」で国民は納得するのか
 続いて、蓮舫議員は「赤字という表現が不適切だった」という麻生財務相のコメントについて質問する。
蓮舫議員:そもそも、そもそも、麻生大臣にお伺いします。赤字との表現が不適切。それで国民は納得すると思いますか?
麻生財務相:いろいろな方の、からも私どもにご質問をいただいたことは事実でありますけども、その中に、その点に関して、不適切だという、ごい、ご意見に関しては、そうではないんだということで丁寧にご説明をさせて頂き、(黄信号)
ご理解頂いた方も多くいらっしゃいます(青信号)。
 冒頭は質問に関する背景や経緯のため、黄信号。
 最後の1文は「ご理解頂いた方も多くいる」という回答のため、青信号とした。
 この回答への違和感については、蓮舫議員がすぐさま的確に指摘している。
「100年安心」と言いつつ公助を放棄する欺瞞
TwitterID/@jun21101016
いぬかいじゅん●サラリーマンとして勤務する傍ら、自身のnoteで政治に関するさまざまな論考を発表。党首討論での安倍首相の答弁を色付きでわかりやすく分析した「信号無視話法」などがSNSで話題に。noteのサークルでは読者からのフィードバックや分析のリクエストを受け付け、読者との交流を図っている。また、日英仏3ヶ国語のYouTubeチャンネル(日本語版/ 英語版/ 仏語版)で国会答弁の視覚化を全世界に発信している。
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