「年金不足」問題を開き直る麻生財務相に捧げたい、約10年前の彼の言葉
前回漫画にしたように、5月22日、金融庁の金融審議会が「人生100年時代」と銘打ち、年金などの公助の限界を訴え、自助を呼びかける「指針案」がまとめられ、ネットでは壮大に炎上しました。(参照:「人生100年の蓄え」国の指針案が炎上 「自助に期待するなら年金徴収やめろ」批判殺到–岡田有花さんのYahoo個人)
さらに火に油を注いだのは、麻生太郎財務相が囲み取材で答えた発言でした。(参照;”金融庁「年金下がるから資産運用」報告書批判に、麻生太郎大臣が開き直って国民に説教! でも自分が貰う議員年金の金額は…”-LITERA)
さて、この麻生さん、今から約10年前、2008年12月19日に、視察に行ったハローワーク*で、求職に訪れた人にある発言をしたときの画像がネットミームとなって今でも出てきます。<*参照:政府インターネットテレビ>
その発言が「今まで何してたんだ」。
10年経っても変わらない、麻生財務相のスタンスはある意味大したもんですが、「今まで何してたんだ」ってセリフは国民の側も、戦後のほとんどを与党として国政を担ってきてここに来て「年金足りなくなります」と開き直っている政権与党にも言いたいセリフなわけでして……。今回はそんな気持ちを漫画にしました。
「今のうちから考えておかないと」……
『100日で崩壊する政権』 漫画だと笑えるけど、これ、ほぼ「現実」です |
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2019.06.04
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