「昭和家電」の魅力とは? 眺めているだけで時間旅行気分

レトロ家電に7000万円つぎ込んだ男が語る、令和に持っていきたい昭和家電

「眺めているだけで”時間旅行”の気分に浸れるんです」  そう嬉々として話すのは、昭和レトロ家電に魅了された「昭和ハウス」代表の冨永潤氏。これまでにコレクションした数は1万点以上、投資額は7000万円にも上る。そんな冨永氏が新時代に残したい昭和家電ベスト5とは?

パールビジョン 真空管テレビ

「第1位は、昭和32年製造の真空管テレビ『パールビジョン』。DVDプレーヤーに繋いでカラー映画を観ると、強制的にモノクロになって画像も粗くなるんです。現代の作品が当時にタイムスリップしたような違和感が面白いですね」  続いて2位、昭和35年頃に作られた分割内鍋。いわゆる”時短”を狙った調理器具だ。

調理時間の違いなんてお構いなし!

東芝 分割内鍋

「東芝の電気釜の付属品です。1つの鍋で同時に3つの料理をという発想は斬新ですが、調理時間がそれぞれ違うのだから試験段階でボツになってもいいはず。なのに、お構いなしに商品化。その時代の持つエネルギーにシビれます」

東芝 分割内鍋

 昭和15年製造の電気蓄音機(第3位)から流れる音には、焚き火のパチパチ音に近いノイズが入るが「その未完な音が心地いい」と語る。

ナショナル 電気蓄音機

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昔からゆで卵にはこだわりのある人がいた
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