キャンプ芸人、バイきんぐ西村が勧める至高のアウトドア体験5選
2019.05.18
有休取得義務化でレジャーにも行きたいし、消費増税を前に家電の駆け込み購入もしておきたい。そんな今、各界のプロが自腹でも買いたい/買ってよかったものと、買ってはいけないものを厳選。今回はレジャーからキャンプのオススメをキャンプ芸人・バイきんぐ西村瑞樹氏に聞いてみた!
’90年代前半のキャンプブームが再燃し、“今”第2次キャンプブームが起きている。そこで、ソロキャンパーでアウトドア芸人のバイきんぐ・西村瑞樹氏にアウトドアの遊び方の極意を聞いた。
「夏の沖縄の無人島や白河の雪中キャンプでもそうですが、キャンプで欠かせないのが焚き火。揺らぐ炎に向かって、収録でスベった記憶を投げ込んでいく。パチパチという薪のツッコミに耳を傾けながら自分を見つめ直すんです。スマホで撮影した焚き火の動画を自宅のテレビで流しながら、暗い自宅でお酒を飲むのもいいですね」
自然の中で五感を研ぎ澄ます。これもキャンプの醍醐味だ。
「無人島をフルチンで探索したり、未開の山で獣を警戒したりしていると、“都会の垢”が削ぎ落とされ、五感が鋭敏になっていくんです。自分の中で燻る“野性”が蘇ってくる感じですね。まあ、その野性味がお笑いには生かされてないですが。ただ、帰宅後に嫁を抱くとき、普段より少しSっ気が強いのは確か。感度も鋭くなっているぶん、より早いのが玉にキズです」
夏のキャンプに慣れたら、冬の雪中キャンプにも挑戦したい。
「まっさらな雪の平原。そのふかふかの雪でお湯を沸かしたり、夜になればランタンを灯して幻想的な空間を演出したりと、遊び方は無限。また、夜がふけるごとに重ね着の枚数を増やすんですが、残り1枚しかなくなると逆にテンションが上がる。その流れで、アナログの温度計の赤い目盛りが下がるのを見て、また興奮。冬のモンゴルでは最終的にマイナス38℃。死を意識して、朝起きて生を実感した。冬のキャンプの魅力ですね」
“自分らしさ”を取り戻すのがキャンプなのだ。
キャンプ芸人が語る! アウトドアの楽しみ方
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