生命保険にまつわる賢い節税。掛け方次第で控除額に差

 税制改正の頻発、増加する社会保険料などでサラリーマンの手取り額は目減りするばかり。10月に消費税増税を控える今年こそ本腰を入れて対策に乗り出さなければ、もはや生きていけない。取られっぱなしの“税金弱者”から卒業すべく、攻めの節税マニュアルをここに伝授する。

生命保険料控除は、保険の掛け方で控除に差が!

 掛け金の一定額が控除される生命保険料控除は、保険の掛け方によって控除額が大きく変わる。 「生命保険料控除は『一般生命保険料控除』『個人年金保険料控除』『介護医療保険料控除』の3種類。それぞれ、年間8万円以上の掛け金を支払っている人は一律4万円が所得控除される仕組みです。3種すべてに年8万円以上支払っているなら計12万円の控除になるので、3種類に分散して契約したほうがより多くの控除を受けられるわけです」(マネーコンサルタントの頼藤太希氏)  例えば生保レディの勧誘で月3万円の一般生命保険に加入しているのみの一般家庭の場合、解約して3種類の保険にそれぞれ月1万円の掛け金で加入すると2万4000円もの節税となる。年末調整までにぜひ活用したい。

3種類の生命保険に分散して加入

一般生命保険料控除(最大控除4万円) 死亡保険、終身保険、学資保険、定期保険、養老保険に支払われた保険料が該当 個人年金保険料控除(最大控除4万円) 積み立てた掛け金と配当金を60歳以降に受け取れるなど、貯蓄性の高い保険が該当 介護医療保険料控除(最大控除4万円) 医療保険、医療費用保険、がん保険、所得保障保険、就業不能保険などに支払われた保険料が該当 →年間2万4000円の節税! 【頼藤太希氏】 マネーコンサルタント。(株)Money&You代表取締役。WEBメディア「FP Cafe」や「Mocha」を運営するほか、マネーコンサルタントとして幅広く活躍中 ― 保存版[攻めの節税]マニュアル ―
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