このように多くの軍人が苦しんでいる中で、2月25日付の電子紙『
INFOBAE』が明らかにしたのは、
ベネズエラ政権のNo.2で憲政議会の議長ディオスダド・カベリョの娘と息子が母親の苗字を使ってモスクワ経由で中国北京にしかもビジネスクラスで向かったということである。ひとりあたり
7579.50ドル(83万4000円)だったそうだ。マドゥロ政権の崩壊も 間近に迫っていることをかベーリョは感じて、先に子供を亡命させたのかもしれない。
<文/白石和幸>
しらいしかずゆき●スペイン在住の貿易コンサルタント。1973年にスペイン・バレンシアに留学以来、長くスペインで会社経営から現在は貿易コンサルタントに転身