本サイト編集部は朝日新聞本社広報部に電話取材を行ったところ、「あのニュースは提供が朝日新聞出版社のようなので、そちらに聞いてください」との返答が。
朝日新聞出版が朝日新聞デジタルのニュースとは、やや腑に落ちない思いを抱えながら、教えられた朝日新聞出版社の番号に改めて電話をすると、案の定「朝日新聞デジタルの『&』に掲載された記事ならうちではないんですが……」との回答が。
朝日新聞出版の電話口に出てくれた人には、余計な手間を取らせてしまい申し訳ないことをしたが、改めて朝日新聞デジタルの部署に連絡をし、「担当者から折り返す」との返事をもらった。
たらい回しか……と思っていたところで、朝日新聞広報担当者から連絡を頂いた。
「もう一度調べたところ、あの記事は朝日新聞デジタルの配信です。ただ、配信契約に基づき自動的に掲載しているので、記事内容についてはうちではわからないんです」とのこと。
どうやら、日刊スポーツが提供した記事を配信契約に基づき、自動的に出してしまったとのこと。
本誌の取材に、ある朝日新聞関係者は匿名で以下のように語る。
「エンタメ系は外部からもらった記事なのかもしれませんが、記事審査のゆるいサイトを複数立ち上げたりして、危機管理が問題になっています」
さらに電話をかけ、日刊スポーツの広報担当の方から回答を頂いた。
「フィフィさんの記事については、日刊スポーツのサイト、いまご覧になれますか? そちらの芸能のカテゴリーにですね、すでに
お詫びを掲載しておりまして……。それ以上のことは申し訳ありませんがお答えできません」
記事作成の経緯や、なぜファクトチェックもせずに記事が出てしまったのか? デスクなどが指摘しなかったのか? などの質問をぶつけたが、それらについても「お答えできません」とのことだった。
<取材・文/HBO編集部>