影響は不動産業界まで波及!? 米国に旋風を巻き起こす「こんまり」現象

水次祥子
KONMARI

日本版「Tidying Up with Marie Kondo」(邦題「KonMari~人生がときめく片づけの魔法~」)のオフィシャルページ

 こんまり流片づけ術が今、米国に旋風を巻き起こしている。  世界的大ベストセラー「人生がときめく片づけの魔法」の著者で片づけコンサルタントのこんまりこと近藤麻理恵さんが今年1月1日から映像配信サービスNetflixに登場してから、その旋風は瞬く間に全米を駆け巡った。 「Tidying Up with Marie Kondo(邦題:KonMari~人生がときめく片づけの魔法~)」というタイトルで、近藤さんが米国内の一般家庭を訪問し片づけ指導を行うと家の中があっと驚く大変身を遂げるというリアリティーショー番組だ。シーズン1が始まるやSNSや米メディアで話題沸騰。新エピソードが配信されるたびにKonMariにならって綺麗に片づけられた棚や部屋の写真をSNSに投稿する人が続出した。

リサイクルショップへの持ち込みが激増

 KonMari現象は、米国の実社会にもちょっとした変化ももたらしている。例えばコロラド州ボールダーでは1月以降、不用品の寄付を受け付ける施設やリサイクルショップに持ち込まれる品数が激増しているという。ローカルニュースサイトのタイムズ-コール電子版によると、通常なら1月は家庭用品や衣類の持ち込みや寄付の数が1年のうちで一番少ない時期なのだが、ボールダーにあるプラトーズクローゼットという古着ショップでは、持ち込まれる量が通常の30%増しになったという。中古品買取販売のARESスリフトストアでは、持ち込み客のうちで1日当たり20人近くは、会話の中に必ずKonMariの名前を出してくるそうだ。(参照:「TIMES-CALL」)  米国人の多くが不用品を放出し片づけに夢中になり、家の中が広くなると「こんな広い家に住む必要はないのでは」という風潮も広がり、今後は不動産業界にも影響が及ぶだろうとの予測も出ている。
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炎上したネタは本とマグカップ!?
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