8割の含み損から生還した男が辿り着いた「積み立て投資」の極意

kenz氏の主な保有ファンド

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「こういうときにくじけずに続けることが、後の利益を大きくするとわかっていたので、むしろ買い付け額を増やしたいと思っていました。しかし勤務先でリストラがあり、私の給料もカットされてしまったので、これまで通りの額で淡々と続けました」  長い含み損に耐えた日々は、’12年ごろから報われ始めた。米国株が回復の兆しを見せ、一足遅れて日本株もアベノミクス相場で急上昇、その後も右肩上がりを続けた米国株がkenz氏の資産を大きく膨らませたのだ。現在、資産全体は投資元本の1.6倍になっており、特にリーマンショック当時の積み立て分は2倍以上になっているという。  現在の投資配分は先進国株が中心で、同額を預貯金などで保有する。 「世界の株式市場の大まかな時価総額比率が日本:先進国:新興国=1:8:1であることを基準に、好みで日本と新興国の比率を上げ、REITもプラスしています」 ●極意 含み損状態でも積み立てをやめるべからず 【kenz氏】 40代のサラリーマン投資家。人気の投資ブログ「インデックス投資日記@川崎」で、インデックス投資の魅力や最新のニュースを発信している ― [積み立て投資]で確実に資産を増やせ! ―
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