激安ボロ物件をリメイクでお宝に。サラリーマンから家賃収入年間2000万超に達した不動産投資家の錬金術

手入れがなされず荒れ放題になっていた物件

手入れがなされず荒れ放題になっていた物件を脇田氏は50万円で購入。周辺は洋館が並び、高級車も珍しくない高級住宅地ではあるが、エリアの外れにあるうえに車が入れない階段立地であったため、破格で手に入れることができた。「自動車が入れる立地なら最低でも20~30倍の価格だったはずです」

「不動産投資にはまとまった元手と大きなリスクが伴う」。そんな固定概念を覆す投資家たちがいる。独自の手法で大きく稼ぐ彼らの手の内を公開する!

ボロ物件を激安現金買いしお宝物件にリメイク

「サラリーマン時代に不動産投資を始め、以来10年間にわたり100万円を下回るボロ物件を中心に物件数を増やし続けてきました」と語るのはボロ物件投資に精通する不動産投資家の脇田雄太氏。現在は経営する管理会社の管理数200世帯超、自身も年間2000万円超の家賃収入を得ているという。 「ボロ物件に投資をするのであれば、地域性を考えて物件を選ぶことが大切です。私は長崎県に絞って物件を買っているのですが、それはこの土地が不動産投資に合っているからなんです」  脇田氏が長崎の物件に絞る理由、それは「地理的条件」と「人的条件」のいずれをも満たすからだという。 「長崎では、居住地の約80%が山にベタッと張り付いているという特徴があります。車で直接、接敷地に入れない家が多く、なかには長い階段を数分かけて上らないと玄関までたどり着けない場合もあり、そうした物件は欲しがる人が限られるため100万円以下の破格値で売られているんです」  物件を安く買えても、賃貸需要がなければ収益を得ることはできない。しかし、この点においても大きなメリットがあるという。 「長崎には三菱重工などの大きな産業があり、人口も少なくありません。それでいて、平均所得は他の都道府県と比べても低いので、『安い物件に引っ越したい』というニーズが常にあります。家賃が下がるのであれば、アクセスに難がある物件や古い物件でも納得しますよね。私の場合、庭付きなどの広い物件を安く買って、リフォームできれいにしているので、『安い家賃で広いところに住める』と喜ばれることが多いです。その分、階段の上り下りは多少我慢していただくことになりますが、それでも入居者さんはどんどん集まってきますね。もちろん、これは長崎だけに限った話ではなく、ほかの地域でも同様に条件さえ満たせば、ボロ家投資の可能性があります」
リフォーム1

障子を取り払いすっきりと広くなったリビングからは抜群の眺望が楽しめるようになった

次のページ 
現地の人間とチームを組む
1
2
PC_middleRec_left
PC_middleRec_right
関連記事
PC_fotterRec_left
PC_foterRec_right