テーマは「マラソン×移住」。埼玉県行田市が主催するユニークなセミナーに込められた想いとは?
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年々、注目度を増す「地方移住」という選択肢。最近では数多くの自治体が移住を検討する人に向けてのセミナーを開催しているが、2月1日(金)に埼玉県行田市が開催するセミナーのテーマが「ユニークすぎる」と話題を呼んでいる。
一見、無関係に思える「マラソン」と「移住」というカップリング。さらに、セミナーの告知には「ランナーにやさしいまち」とも銘打たれている。果たしてどのようなセミナーが開催されるのか? 埼玉県行田市の移住・定住コンシェルジュを務める青木美佳さんに話を聞いた。
「行田市では毎年『陸王杯 行田市鉄剣マラソン大会』を開催しており、多くのランナーにエントリーいただいています。さらに、市内には「行田走友会」という歴史あるランニング同好会があり、ランナー同士のつながりも深い。四季折々の自然や、歴史情緒ある観光名所を楽しみながら走れる点も魅力的です。そんなランナーにやさしい行田市を、多くの方々に知っていただき楽しんでもらおうと考えたのが今回の『マラソン×移住』というテーマとなったきっかけでした」(青木さん)
また、行田市は平坦な地形ゆえに非常に走りやすいそう。先述の陸王杯も平坦なコースに定評があり、記録が出やすい大会と言われているという。行田市はたしかに「ランナーにやさしい町」と言えそうだ。
セミナーには、「行田走友会」のメンバーや、かつてシドニーオリンピックの日本選手団支援コーチも務めた糸井恵さんも登壇予定。「ランナーから見た行田市の特徴・魅力」や「地元ランナーが教える行田RUN」、「ハーフマラソンの走り方」についてレクチャーが行われるという。
「セミナーは、マラソン愛好家はもちろん、行田市のことを知りたいという方や、これから運動を始めたいという方でも楽しめるようにしています。まずはセミナーで行田市のことを知って、実際に足を運んでもらいたいですね。映画『のぼうの城』で知られる忍城や、東日本最大の古墳群である埼玉古墳群、蓮の名所である古代蓮の里など、行田市には歴史が息づく観光名所がたくさんあるんです」(青木さん)
行田市は昨年6月に『移住・定住相談窓口』を開設。移住・定住を考える人たちへの支援策にも力を入れている。
「私は移住定住コンシェルジュとして、移住・定住に関する相談対応やSNSを活用した情報発信を行っています。移住するうえでの職探しの相談や、子育て世帯への奨励金の説明、移住を検討するにあたり住みたい地域を実際に案内することもあります。なんでも気軽に相談していただきたいです」(青木さん)
青木さんの言葉にもあったとおり、市外から転入した子育て世帯が行田市で住宅を購入する際は最大60万円の奨励金を受けることができる。そのほか、市内事業者による住宅の特別割引や世界一の田んぼアート田植え体験への無料招待などのサービスも充実。官民どちらからも手厚い支援が受けられる仕組みが確立されている。
「行田市に移住したいと考えている方や、これからもずっと行田市に住んでいきたいという方々向けに『住まいる行田会員』登録制度も実施しています。会員登録していただくと、奨励金の情報や、移住・定住に関する情報をまとめたメルマガの配信のほか、協力事業者が提供する特典サービスを受けることができます」(青木さん)
どうやら行田市はランナーだけでなく、子育て世帯にも移住定住希望者にもやさしいまちのようだ。最後に、改めて行田市に移住するメリットを尋ねてみた。
「行田市は東京駅から約1時間と都心にも近い。行田から都内へと通勤している方も多くいらっしゃいます。それでいて、豊かな自然が残っていて、歴史的な名所や公園も豊富。また、学童保育も小学6年生まで入れるので子育てもしやすい町です。都心に住む方なら、現在の生活環境を大きく変えずとも叶えられる“プチ移住先”としてもうってつけです」(青木さん)
[問い合わせ先]
行田市役所 移住・定住相談窓口
048-556-1111(内線312)
「行田市移住・定住プロジェクト」
https://www.city.gyoda.lg.jp/11/02/10/iju-teiju_project.html
「住むなら埼玉!」移住・定住情報
https://www.pref.saitama.lg.jp/a0106/sumunarasaitama/index.html
[動画情報]
「埼玉物語」
都会暮らしに疲れた一家が移住を決意。最初は反対していた子供たちも、大自然に囲まれた移住先の埼玉県の環境に惹かれ、笑顔を取り戻していく物語。移住とは何かを問う話題作。
取材・文/HBO取材班 提供/埼玉県庁
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