悪徳業者に蝕まれる「再生可能エネルギー」事業。自然環境への影響も

北村土龍
 太陽光パネルやバイオマスによる発電など「再生可能エネルギー」の普及のため、電気代から徴収されている「再エネ発電促進賦課金」。一世帯あたり、年間約1万円を負担している。このお金が、まったく「再生可能」ではないニセモノの事業にも流れていた!

鴨川市のメガソーラー計画地

鴨川市のメガソーラー計画地

いまや悪徳業者の草刈り場に![再生可能エネルギー]の不都合な真実

 房総半島南東部に位置する、千葉県鴨川市。温暖な気候で、海と山に囲まれ、都心からの移住者や観光客も多い。その土地に、事業用地は約250ha、東京ドーム32個分(約150ha)の森林を伐採、太陽光パネル50万枚(推定)を敷き詰めるという大規模なメガソーラー計画が持ち上がっている。

 建設予定地に行ってみると、鴨川有料道路沿いに「ようこそ鴨川へ」の看板が見える。

ようこそ鴨川へ

東京方面から向かって鴨川市内に入ると、「ようこそ鴨川へ」との看板が見える。その看板とともに、メガソーラーが出迎えることになる!?

 計画に反対する地元住民の勝又國江さん(鴨川の山と川と海を守る会代表)は、「この道路の右側の山々が削られ、約10万本の木が伐られてしまうと言われています」と語る。

メガソーラー計画地

太陽光発電事業計画イメージ

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鴨川メガソーラー計画で懸念される影響

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