韓国名門女子校で不正。教師が自分の娘の点数を操作し学年1位に。保護者の怒り爆発

成績至上主義による不正受験がはびこる韓国

 この事件は特に大学受験において推薦入学に対する不信に油を注いだ。  内申競争が熾烈な特殊目的高等学校とカンナム地域の保護者たちは、教師の主観が入る余地が大きな内申書を基準に選ぶ推薦入試は「不公平なゲーム」として一般入試拡大を強く要求してきた。  教育府もこのような世論に押され2022年度大学入試制度改編案を先月発表し、大学修学能力試験(日本のセンター試験にあたる)重視で新入生を選ぶ一般入試選考を30%以上拡大する事を大学らに要求した。  試験問題流出疑惑が事実だった場合一般入試拡大を要求する声により勢いが増すだろう。  チョ・サンシク 東国大学教授は「チョン・ユラ事件以降大学入試の公正性は国民にとって一番の美徳になった」とし、「進学のためならどんな手を使ってもいいという悪習に対する不信が(今回の事件で)爆発した。」と述べた。  またチョ教授は「公正性の側面から大学修学能力試験がいいと主張している人もたくさんいるがそれもまた正解ではない」と付け加えた。 「真の教育のための全国学父母会」のチェ・ウンスン会長も「大学の序列化による成績至上主義が主な原因」とし「根本的な問題を解決しなければ一般入試を拡大してもこのような問題はまた起こり得る」と言った。  市の教育庁は警察の捜査結果を見て対策を立てる計画だ。教育庁の関係者は「警察の捜査によって試験問題が流出したと結論付けられればこの教師は罷免もしくは解任されるだろうし、その娘らは学校の規則に沿って処分を受けるだろう」とし「これとは別にこの学校が監査の再審議を要請した部分に対しては内部の検討を経てどうするのかを決定するだろう」と述べた。  淑明女子高はこの日資料を出し「学校法人がA氏など四名に対する懲戒手続きに着手した。捜査結果が出ればその結果を反映し懲戒処分をする予定だ」と明かした。  双子が急に同時学年トップになれば普通誰もが怪しむだろう。ちなみに彼女たちは、試験問題のまったく同じ個所を間違えてもいた。  お笑い芸人のネタのようなニュースだが、このような不正は氷山の一角だ。日本も韓国も少子化による大学全入時代だ。大学受験の在り方は大きく変わる必要がある。 <文・安達 夕 @yuu_adachi
Twitter:@yuu_adachi
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