バンコク駐在中に物件購入して不動産投資。しかしそんなに甘くない現実

高田胤臣
タイの不動産

郊外のコンドミニアム。230万バーツの部屋だが、月7000バーツが相場。利回り3.7%程度

 一般の会社員でも不動産投資をする時代。中には海外で物件を購入して、高利回りで運用しようという人もいる。特に東南アジアなら物価が安いということで、多くの個人投資家が注目してきた。

 最近は開発が著しく、しかも伸びしろが期待されているカンボジアは日々多くの外国人投資家が参入しているという。

 企業進出の人気国タイでも、不動産投資がこの10年くらいで加熱しており、今や郊外も開発の波で街並みが変わりつつあるが、実は地価高騰などもあって投資するにしてもかなり「微妙」になってきているという。

駐在中に不動産投資を始めようとする日本人も

 タイはあらゆる業種がタイに進出している。製造業などはバンコク郊外に多いが、企業駐在員や帯同家族はバンコクに暮らす。年々タイ在住日本人は増加するが、帰任・着任で一定数の入れ替えもある。

 そのため、不動産を仲介する業者もあり、賃貸を探すだけでなく、不動産投資をしたい人も物件を探しやすい。

 タイでは外国人は土地を購入できないので、投資家自身の名義で購入できる不動産はコンドミニアム(日本でいう分譲マンション)になる。借り手がつきやすい都心は新築、中古問わず、たくさんの物件が売買される。日本人経営、あるいは日本人向けの不動産仲介業者も多く、最近はタイに駐在中に不動産投資を始めようというサラリーマン投資家も増えているようだ。

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バンコクで借り手が付く物件は安くない

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