端株と周年記念優待で株主優待をさらに楽しむ
2015.01.16
相変わらず人気が高い株主優待株。なかでも特に魅力的な銘柄を、優待の達人に厳選してもらった!
http://members3.jcom.home.ne.jp/echoes2001/
IPOを中心に2億円を稼いだスゴ腕サラリーマン投資家。独自の分析・理論に基づき堅実かつダイナミックな投資を展開。株式投資関連の書籍も多数あり
※株価を含む各種データは11月21日時点のものです。
― 激得[株主優待]【3】 ―
株主優待の旨みをより味わう裏ワザについて、サラリーマン投資家・JACKさんに聞いた。
「とにかく自分で使うことが一番の利回りですが、自分にとってあまり価値がない優待でも、特定のジャンルに興味がある他人にあげると大化けすることもあります。たとえば、川崎近海汽船(東2・9179)は、わずか1株335円の端株で卓上カレンダーがもらえますが、自分の知り合いの船舶マニアの喫茶店のマスターに毎年プレゼントしていたら、そのたびに1杯800円相当のブルーマウンテンをごちそうしてくれるようになりました。これを利回りで計算すると、200%以上になりますよね(笑)」
なお、端株とは単元未満株のことを指す。カブドットコム証券の『プチ株』や、SBI証券の『S株』といったサービスでは、100株、1000株単位ではなく1株から株を買うことができ、送られたアンケートに回答するともらえる、“隠れ優待”も存在するという。さらにJACKさんがオススメするのは『周年記念優待』だ。
「最近でインパクトがあったのは、不二家(東1・2211)の創業100周年記念で贈られた復刻版ペコちゃん人形でした。そのケースから考えると、50周年、100周年の企業からは思わぬ大化け優待がもらえることも充分あり得るでしょう。来年、大きな節目を迎える企業は要注意ですね」
周囲への気配りときめ細やかな企業リサーチで、株主優待はより一層のメリットをもたらすのだ。
【JACK】
・豆の木株情報
ハッシュタグ