相手に嫌な表情をされたとき、傷つかなくても済む3つの考え方

清水建二
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相手が嫌な顔をしたからといって、それが自分に向けられているとは限らない。そう思えば、心を守れる

 こんにちは、微表情研究家の清水建二です。

 今回は微表情的心の守り方についてご紹介しようと思います。微表情のセミナーや講義をしていると、微表情が読めるようになることで人が自分に向けるネガティブな気持ちがわかってしまって辛くならないか、という質問をよく受けます。

 結論から言えば、全く辛くなりません。その理由は3つあります。これらの理由は、微表情だけでなく他者からあらゆるネガティブな反応を受けたときにも当てはまります。それぞれご紹介します。

 一つは、相手のネガティブな微表情は自分に向けられているとは限らないので自分の心は痛まない、というものです。微表情はあくまでも抑制された感情の漏洩です。相手の心そのものを見せてくれているわけではありません。

 例えば、会議中に同僚が嫌悪の微表情を浮かべたとします。確かにそれはあなたの意見を拒否している現われなのかも知れません。

 しかし同時に、あなたが思いついた意見を素晴らしく思うものの、そうした意見を思いつくスキルが自分にないことに気づかされ自己嫌悪しているのかも知れません。

 あるいは意見は素晴らしくても実行することに対して難しさを感じ、嫌悪になっているのかも知れません。

 微表情はあくまでも感情の現われです。感情の出所=心を意味しているわけではないため、相手の微表情を勝手に解釈しないことが大切です。微表情はあくまでもホンネを知るための追求・質問ポイントです。

 ホンネを明らかにしたければ追加質問すればよいですし、それを明らかにする必要がない、あるいは追求することで自分が傷つく可能性が高いことがわかっていれば、微表情に気付いても追及しなければよいのです。

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相手にも自分と同じ自尊心があることを認める

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