毎年1億FXで勝つ、パチスロ上がりの専業トレーダーが教える「本当に見るべきチャート上の線」
2018.08.02
昨年の仮想通貨バブルで多数の億り人が誕生したが、1月以降の低迷相場で仮想通貨トレーダーも意気消沈。今なお生き残っている投資家は、いかにして稼いでいるのか? リーマン・ショックなど数々の金融危機を乗り越えてきた為替トレーダーや、仮想通貨と為替を操る二刀流トレーダーも交え、最強投資家たちが大激突!
「僕にとって初めての投資はパチスロです。ギャンブルではなく、副業のつもりで真剣に取り組んでいましたね」
そう振り返るのは、専業トレーダーの近藤FX氏だ。地方で生まれ、高卒で就職。投資としてパチスロを始めた当初から、お金への執着と研究心はひと一倍強かったという。
「パチスロの次に投資を始めたのが株でした。徹底的に研究してから’99年頃に株式投資を始め、5年間で資産を3000万円まで増やしました」
しかしその後、近藤氏は自身の株式投資法に限界を感じ、FXに転身する。
「自分が手がけていた銘柄だと出来高が小さすぎて投じる資金を増やせなかったんです。そこで、巨大な為替市場を舞台に、青天井の利益を狙いました」
だが、最初の2年間は苦戦が続いた。
「3000万円の資金が180万円まで減少しました。でも、当時の仕事は将来性もなく、投資で稼ぐしかなかったし、意地もあった。『これでFXを諦めたら2年間が無駄になる』と思うと、引き返せなかったんです。だから、帰宅後は深夜までひたすら為替のチャートを見続け、他人と話すことすらしませんでした。そのせいで、言語能力が衰えてしまったんです(笑)」
言語能力の代わりに高まったのが、チャートパターンの認識能力だ。
「チャートを見続けていると『過去に上がった形のパターン』が記憶できるようになった。そのパターンを蓄積してから、やっと勝てるようになりました」
こうして開眼した近藤氏は、破竹の勢いで利益を積み重ねていく。
「’13年以降、利益は毎年1億円を超えています。今年も3月までに1億円超えを達成し、’13年から今年5月までの利益は合計9億2500万円です」
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