疲れれば、足はむくむ。では、むくんだ足は、どうケアするのがよいのでしょう?
冷水でアイシングしたり、温泉に入ったり、湿布を貼ったり、マッサージしたり、いろいろと方法はあります。しかし、一番手っ取り早いのは、シューズを脱ぐことです。裸足に近い状態で、足に自由度を与えること。それだけでも血行は促進され、疲労感は軽くなります。
私自身、フルマラソンや、50~100㎞近く山道を走るトレイルランニングのレースに多く参加し、毎週のように登山もしています。完走後、そして下山後、まず行うのはランニングシューズやトレッキングシューズを脱ぐことです。そして次のトレーニングや登山まで、脱いだシューズは履かない。一度脱いだシューズをもう一度履くなんて、想像しただけでも疲れるので、帰路はサンダルが常です。
リカバリーサンダル&シューズに履き替えよう
リカバリーサンダル&シューズとは、解放感満点で足の自由度が高いサンダルに、高いクッション性で筋肉や関節へのダメージを最小化する機能を装備したものと言えます。リカバリーシューズは、ストレッチ性の高いアッパーを採用することで窮屈さとは無縁。サンダル同様、裸足感覚の足指の自由度があり、より効果的に疲労を軽減してくれます。血流を阻害しないので、むくみを抑える効果もあるんです。
リカバリーサンダル&シューズには、アーチをサポートするインソール構造を採用しているモデルも多いです。これらにはクッション性と相まって、不要な衝撃、疲労を抑制する効果があります。
とはいえ、リカバリー=回復と称されていますが、リカバリーサンダル&シューズ自体に回復効果があるわけではありません。あくまで、足への衝撃をやわらげ、アーチをサポート、足指の自由度を上げることで、体が本来持っている回復機能を補助してくれるアイテムです。しかし、運動時に履いていたシューズや通勤で履いた革靴で帰るよりも、疲れが軽減されることは間違いありません。
これからの暑い季節であれば、普段履きもOK。オフィス用のサンダルとして履いても、その効果を体感できるでしょう。