最低積み立て額は100円――気楽に始められる投資ロボアドは?

大西洋平
 世界の金融の最先端とされる米ウォール街では、すでにAI(人工知能)がトレーダーやアナリストの職を奪い始めている。人間と違って機械は余計な感情や思い込みと無縁で、常に客観的で合理的な判断を下す。そんなAIによる運用や分析が、急速に普及し始めているのだ。日本でも最先端のAIとまではいかなくても、高度なアルゴリズムを用いたポートフォリオ(運用資産の組み合わせ)の提案がすでに行われている。それがロボットアドバイザーだ。今回は最低投資額の観点から、大手ロボアドの傾向と対策を分析する。

robots

たったの100円から積み立てできるところも!

 従来のラップ(投資一任)サービスはそれなりの資金を用意しないと利用できず、ちょっと敷居が高いというイメージがあったが、ロボットアドバイザーの場合はどうなのか? 結論から言うと、いずれのロボアドもかなり気軽に投資することが可能だ。

 投資一任型では、ウェルスナビの最低投資額が30万円で、楽ラップは10万円、そんななかマネラップ(MSV LIFE)は1000円からスタートでき、投資一任型では最安。さらに積み立ても1000円からスタートでき、ウェルスナビが1万円以上1円単位、THEOが1万円以上1000円単位の積み立てに比べて、とにかくハードルが低い。

 一方、助言型はコストがかからない分、さらにハードルが低い。

「投信工房と、ロボのぶくんは、月々100円から積み立て投資が可能。さすがにこの金額では増やすのに膨大な時間がかかりますが、まずはお試しでスタートし、手応えを感じたら増額するのがいい」(ファイナンシャルリサーチの深野康彦氏)

松井証券の投信工房

松井証券の投信工房は月々100円から積み立て投資が可能。ロボのぶくんと並んでもっとも安い

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安く仕込む好機だと確信すれば、臨時でまとまった資金を追加投入手する手も

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