パパ活、愛人ともに「女を売る行為」には代償がつきものである。その先に普通の幸せなどないと心得よ
こんにちは。東條才子と申します。ごく普通のOLを生業としつつ、戦略的思考のもとに複数のお金持ち男性の「愛人」をしております。今回は、最近なにかと話題の「パパ活女子」にひとこと物申したいと思います。
結論から申し上げますと、私は「パパ活」を否定するものではございません。むしろ、彼女たちを擁護する立場でございます。その理由はのちほど詳しくご説明しますが、その前に先日、NHKの「ねほりんぱほりん」でやっていた「パパ活女子特集」(2017年11月1日)の例から参りましょう。
番組には、パパ活歴2年半のマナミさん(23歳、仮名)が出演し、その実態を赤裸々に語っておられました。彼女には、ネットで知り合った「パパ」が5人いるそうです。1回のデートごとに1.5万円~3万円をくれる「都度パパ」が3人、週3回食事をともにして、毎月30万円くれる「月極めパパ」が2人。
その合計月収は約50万円だそうで、「デパートで高額な化粧品を買うようになった」「普通のバイトはもうできない」など、生活はそうとう変わったようでございます。「パパ活は麻薬みたい、やめたくてもやめられない」と語る彼女。その気持ちは、愛人業を営む私にもわからないでもなく、ちょっと親近感が湧いてしまいました。うら若い女性と、トウが立った自分を一緒にするなんていけませんねぇ。
やや反省しつつ番組を見ておりましたら、驚きました。将来の夢を尋ねられたマナミさんが、「普通の専業主婦になりたい」とおっしゃるのです。
老婆心ながら、ちょっと都合が良すぎるのではないでしょうか。既婚男性を「騙して」対価を得るという、普通の幸せとは程遠いことをしているにもかかわらず、「将来は普通に幸せな家庭を築きたい」――こういうパパ活女子、けっこう多いんですよ。