ビットコインに続く次なる爆騰「暗号通貨5選」

「初心者でも値動きに動揺せず安心して買いやすいのは、全仮想通貨中2位の時価総額を誇るイーサリアム(ETH)あたりでしょう。トヨタ自動車の子会社や三菱UFJ、マイクロソフトなどが企業連合を形成し、実用化を目指しています」(マナ氏) 【イーサリアム】 時価総額 2兆8380億円 価格 29,945円 ’15年にリリースされたビットコインに次ぐ仮想通貨2番手。ICO時から価格は1000倍以上に!  ビットコインに次ぐ2番手の座を固めつつあるイーサリアムだが、その価格はビットコインの10分の1程度。上昇余地は大きそうだ。 「開発者コミュニティが強力なNEM(ネム、XEM)もオススメ。日本企業のテックビューロが積極的に関わって実用化を進めようとしています。すでにコスタリカでは不動産登記にNEMの子ブロックチェーンが利用されているそうです」(マナ氏) 【NEM】 時価総額 2168億円 価格 24円 取引所も運営するテックビューロを中心に日本でも実用化をめざす動き、コミュニティが活発。  このNEMは日本で取引所大手のコインチェックが取り扱いを開始して以降、1か月で約7倍にまで急騰した。このようなハイリターンを狙うなら、これからホワイトリストに掲載されそうな銘柄に注目するのも手だ。 「日本の取引所では扱う銘柄数が少ないため、新たに上場したコインには資金が集中して上昇しやすい。上場から最長1か月程度、上昇する傾向があります」(マナ氏)
日本での上場は上昇材料

今年5月、日本の大手取引所コインチェックでの取り扱い開始が伝わるとXEMは高騰。マナ氏の指摘どおり1か月ほど高値圏での推移が続いた。

 日本で上場しそうな仮想通貨の先回り買いは、有望そうだ。三崎氏のポートフォリオの大半を占めるのは、日本ではまだ取り扱いのない仮想通貨だ。 「注目はTenX(PAY)。仮想通貨を利用したデビットカード事業のICO(イニシャル・コイン・オファリング)で生まれた仮想通貨です。1億5000万円を投資済みで、将来的には100億円に育ってくれると期待しています」(三崎氏) 【TenX】 時価総額 247億円 価格 236円 6月にICOで資金調達。仮想通貨のデビットカードを発行、手数料を分配する。日本未上場。  PAYへの期待はマナ氏も同感。「下がったところでは買うつもり」と注目している。まだ海外取引所に上場するのみだが、時価総額は全仮想通貨中22位と大きい。日本で上場する可能性もありそうだ。
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日本で取引所に上場される基準とは
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