大麻が合法化されたウルグアイでは、大麻購入許可登録者ひとりにつき1週間に10グラム(ひと月に40グラム)の購入が許可されている。販売している大麻の種類は<Alfa IとBeta Iの2種類>である。(参照:「
El Observador」)
この2種類の大麻は軽く、大麻のヘビーユーザーには薬効成分が幾分物足りなく感じられていることもあるという。そのような人は自家栽培や大麻クラブでの登録が可能となっている。
目下のところ、薬局での販売は好調で、大麻を生産している公認された2社からの供給が需要に追い付かなくなっていたほどである。そのような状況の中での、今回の銀行の決定は政府が目指すものを根本から崩すことになる。
そこで、政府が検討に入っているのは、外国との取引関係のない金融組織に解決手段を見つけることが出来るのではないかと判断しているという。例えば、<中央銀行の配下にある協同組合>に口座を持つことが検討されている。(参照:「
Infobae」)
この問題が解決された暁には、新たに薬局20店が大麻販売に加盟したいとして待機している。
<文/白石和幸>