「儲かるタワマン・儲からないタワマン」の違いとは? NHK出演のタワマン空中族が語る

栗林篤
「首尾よく第一期の抽選で当選しました。私が申し込んだ部屋は、物件全体の平均からすると、坪単価で10%以上も安いので、結果にとても満足しています」

タワマン空中族

photo by K-factory

 こう語るのは、外資系企業に務めるサラリーマンの平原圭さん(仮名・40代)だ。

 過去にはNHKクローズアップ現代で「タワマン空中族」として取り上げられた経験を持つ平原さん。外資系企業で働きながら、現在も湾岸エリアの某タワーマンションで妻子と暮らしている。

コンセプト型の外溝による差別化

 平原さんのように自宅を転売して、タワーマンションからタワーマンションへ移り住む人達を指す造語が、「空中族」である。彼らは自宅売却で得た値上がり益を元手に、さらにグレードの高い物件を手に入れることで資産形成を行っている。空中族たちが織りなす短期スパンでの住み替え活動は、さながら新手の錬金術といったところ。まさに昨今の不動産バブルの象徴とも言える。

 そんな平原さんが今回新たに申し込んだタワマンが「パークタワー晴海」。三井不動産レジデンシャルが分譲する地上48階、総戸数1076戸からなる大規模タワーマンションだ。平原さんにとって、パークタワー晴海が4軒目のマイホームということになる。

 同マンションに申し込んだ理由を平原さんは「大規模なタワーマンションであることが第一条件となります。なぜなら、その規模の大きさから決められた期間内に大量の戸数を捌く事情があるため、特に第一期の販売で価格設定に歪みが生じることが多いのです」と説明する。

 平原さんがパークタワー晴海を知ったキッカケは、不動産業界で働く知人からの情報提供によるものだった。

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価値が上がるタワマンの特徴とは?

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