――上司との関係で筋トレは役立ちますか?
Testosterone氏:めちゃめちゃ役立ちますね。これは断言してもいいです。例えば、話のきっかけになるんですよ。上司の趣味がゴルフだったら、「僕、筋トレやってから飛距離がめっちゃ伸びたんですよ!でも、スイングがちょっと苦手で……」と言えたらこっちのもんです。上司にアドバイスを送りつつ、教えを請い自尊心も満たしてやる。上司のハートをわし掴みにできます。世間話力ってイコールで仕事力ですけど、筋トレをやっていると話の“掴み”になるし、上司のハートもチャンスも掴めます。筋トレや筋肉って多くの人にとって未知の領域じゃないですか? 未知なんだけど、健康やカッコいい身体には興味がある。だから、会話になった瞬間にこちらにアドバンテージが生まれるんですよね。
――上司との付き合いや仕事の効率に関しては、Testosteroneさんの新刊「筋トレライフバランス マッチョ社長が教える完全無欠の時間管理術」でも力説されていましたよね。
Testosterone氏:ええ、仕事をするうえで上司に気に入ってもらったほうが絶対に楽じゃないですか。もしミスをしてもそこまで怒られないかもしれないし、楽な仕事を振ってくれるかもしれない。時間管理という意味でも大事です。上司の懐に入るには、上司のお子さんを“狙う”のもオススメ。だって、人生経験豊富な上司より、お子さんのほうが期待値は低いですよね。で、お子さんが喜んでくれたら上司も嬉しいし、奥さんに上司の顔が立つ。上司からすると「コイツやるやんけ!」となるじゃないですか。
絶賛発売中の『筋トレライフバランス マッチョ社長が教える完全無欠の時間管理術』
――なるほど。ただ「そこまでして媚を売りたくない」という意見もありそうです。
Testosterone氏:そういう声もわかりますけど、皆がハッピーで誰も損してないでしょ?むしろ、上司一人がターゲットの時よりもハッピーの数が増えているんですよ。最小限の努力で最大限の結果を得るためには有効なんですよ。相手も人間ですから、仕事だけで自分を評価しろというのはちょっと現実的じゃない。あなた自身の人間性を売り込んで、上司の評価をコントロールするのも実力のうちですよ。全ては目標達成の為ですから、カッコいいもダサいもありません。狙うは超スピードの昇進やかわいがってもらうこと、その結果として好きな時に好きなだけ筋トレができる人生を手に入れる事でしょう!親に顔向けできないこと以外なら何でもアリです。