慰安婦像の次は「強制労働者像」が登場!日韓関係ついに崩壊か

「強制徴用者銅像」。とはいえ韓国政府と労働団体がもめており、国土交通部が建立を妨害したとの報道も(画像は韓国「ノーカットニュース」より)

「慰安婦像」(韓国では「平和の少女像」と呼ぶ)が設置されている韓国・釜山の日本領事館前に、今度は韓国の労働者団体が「強制徴用の労働者像」を設置しようとしている。日本政府と韓国外交部が像の移設を要求するなか、新たに「労働者像」が設置されれば二国間の葛藤はより深刻化する恐れがある。

「労働者像」建立に向けた動き

 韓国の報道によれば、労働者団体である全国民主労働組合総連盟と韓國労働組合総連盟は「少なくとも70万人が強制徴用された事実を伝え、謝罪と賠償を要求するため、来年の5月には『労働者像』を釜山の日本領事館前に建てる」とした。  キム・ジェハ民主労総釜山地域本部長は、「象徴性のある日本領事館前に、少女像と労働者像を並び立てるのは当然だと思う」としたが、釜山の区庁は当然ながら許可しない構えだ。  既に、釜山の日本領事館前の「慰安婦像」が日韓の葛藤の震源地になっており、3月1日には「三一節」を記念して「少女像」を建立しようとした市民団体に対し政府が敷地を提供せず計画は霧散している。  一方、労働組合側は、日本の丹波マンガン鉱山にも朝鮮人「労働者像」が建てられているのに(※私設での建立)、何故本国には建てられないのかと強く反発している。 「労働者像」建立の動きは、釜山やソウルの他にも、仁川や済州等、全国的に拡大する動きを見せており、日韓の溝はより深まりそうだ。
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