さらに、ドル/円の推移も見てみると、日経平均も大きくプラスに触れる可能性が高いという。
「共和党政権華のドル/円の推移を見ると、『政権発足1年目』の平均騰落率は+4.36%でした。さらに、トランプ政権との整合性を見るために、『政権1期目の1年目』に絞り込んで見ると、+12.85%にもなるのです。総じて、共和党政権が発足した初年度ではドルが強くなりやすい。円安が進むだけに、日経平均も高値を目指す傾向にあるのです」
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※エモリキャピタル調べ
では、どれほど日経平均は上がる可能性があるのか?
「同じく、共和党政権の日経平均を見て行くと、1969年のニクソン政権1期目の1年目が+38.19%。レーガン政権1期目1年目の1981年が+8.76%。ブッシュ父の1989年が+29.04%で、ブッシュJr.の2001年が-23.52%で、トータルでは1期目1年目の日経平均の騰落率は+13.12%。今の相場に当てはめて考えると、弱気に見ても2万1000円到達は十分ある。強気のシナリオでは2万4400円もあり得ると考えております」
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ただし、これは共和党政権1期目1年目に限った分析結果であることに注意しておこう。共和党政権2年目では、平均して日経平均は4.3%下落しているという。2年目にはドル/円が円高に振れやすい傾向があるためだ。