空飛ぶ電動バイクからタクシーまで!世界で続々誕生する「有人ドローン」がアツい

ドバイではドローンタクシーが飛行開始

via Roads and Transport Authority

 なおドバイでは、7月から人間が搭乗するタイプのドローンが飛行を開始する。これは、13日に行われた「世界政府サミット」のイベントで、ドバイ道路交通庁の関係者が明らかにしたものだ。飛行するドローンは中国ドローン企業イーハンの「EHang184」。ドバイの交通当局は、それら「ドローンタクシー」が、交通渋滞の解消に役立つと期待している。  イーハンはすでに、ドバイ航空局からドローン運航に関するチェックを受け、4Gモバイルインターネットと接続し監視テストを行った。ドバイは2030年までに、ドバイ交通量の3分の1を、ドローンタクシーなどの無人移動機で処理する方針だという。(参照:ロボティア「中国「EHang(イーハン)」27歳CEO「最終目標は地球上の全ドローンを制御するシステム」、「【詳細】ドローンタクシーで注目を集める中国・Ehang社とは」)  一方、ドバイは昨年10月、米国LAに拠点を置く「ハイパーループワン(Hyperloop One)」と提携した。ハイパーループは、テスラ社のイーロン・マスク氏が提案した新しい高速交通手段で、最大時速1220kmで走行が可能だ。ドバイはまた、フランスの自律走行シャトル企業である「イージーマイル(EasyMile)」とも提携している。  ロシア、ドバイの話題はもの珍しさから注目される傾向があるが、有人ドローンなど、無人移動型ロボットの開発・導入は徐々に加速していくものと考えられる。 <取材・文/ロボティア>編集部> 【ロボティア】 人工知能(AI)、ロボット、ドローン、IoT関連のニュースを配信する専門メディア。内外の最新技術動向やビジネス情報、ロボット時代のカルチャー・生活情報をわかりやすく伝える。編集長は『ドローンの衝撃』(扶桑社新書)の著者・河鐘基が務める。https://roboteer-tokyo.com/ ※ロボティアでは、今回の記事のほかにも下記のような記事を掲載中 ・AIが障害者雇用を推進させる…米国での医療費削減効果は約2兆円LINEが人工知能アシスタント採用か!? ユーザー数頭打ちの打開策なるか冷凍銃にワシまで…「アンチドローンシステム」技術と課題まとめ
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