NLP実践者がよく提唱する「目をそらしたら嘘をついている」は本当なのか

「右上を見上げたから、ウソ」  これもよく耳にする、そして様々なウソを見抜く系の書籍に書かれている有名なウソのサインです。この考え方の源流は、NLP(神経言語プログラミング)の理論です。  NLPの理論によると、右利きの人が、右上を見上げることは想像している状態を意味し、左上を見上げることは過去の記憶を思い出している状態を意味すると説明しています。元々のNLPの理論では、右上を見上げる=想像している状態=人がウソをついている状態、という図式を提示しているわけではないのですが、多くのNLPの実践者によってこの考え方からウソを見抜くことが出来ることが提唱されています。  NLPの実践者が嘘のサインとして提唱している考えは、右上=想像=ウソ・左上=記憶=真実というものです。  この考え方でウソが見抜けるのか否かが、1980年代くらいから様々な科学実験によって検証されてきました。「ウソをつく人」「真実を話す人」それぞれの目の動きの差異を検証したり、NLP理論を学んだ実験参加者とNLP理論を学んでいない実験参加者に目の動きからウソを見抜くテストを受けてもらい正答率を比べたり、実際の犯罪者の目の動きを計測したりと、様々な手法で実験がなされましたが、右上=ウソ、左上=真実という関係は見出されませんでした。
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目の動きから嘘を見抜く方法はあるのか
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微表情を見抜く技術

無意識の感情の表われ「微表情」を読み取ることで、誰でもコミュニケーションの達人になれる!

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