韓国ネチズンの間でセウォル号沈没事故の真実を暴いた動画「SEWOL X」が流布。ネット民の執念が史上最悪の事故の真実を暴く

安達夕
 12月25日のクリスマス。韓国のネット民(韓国ではネティズンと呼ばれている)であるチャロ氏が、一編の動画をネット上に公開し波紋を呼んでいる。

 タイトルは「SEWOL X」(セウォル エックス)。

 2014年4月16日に起きた大型旅客船「セウォル号」沈没事故の原因を追究したドキュメンタリーである。まず驚きなのがその長さ。全編で8時間49分。そのすべてを「セウォル号」沈没事故の原因の究明に費やした。

 例えば、検察当局は事故原因を、「過積載」、「操舵ミス」、「積荷の固縛不良」、「船体の復元力不足(バランス維持力不足)」の4つが複合的に作用したものとして公式に発表した。

 チャロ氏は、この4つの「原因」をそれぞれ、具体的な分析映像、資料、ニュース報道の映像分析、現地調査などで完全否定。「セウォル号」沈没の原因を「外力」と断定している。(ここまでで1時間10分を掛けている)この動画が反響を呼び、超が付くほどの長編にも関わらず、1日で300万回以上も再生されている。

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「SEWOL X」の反響、ソウル市長も絶賛

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