確定拠出年金で700万円稼ぐ方法
2017.01.06
確定拠出年金なら一般口座よりもはるかに有利な運用が可能に!
図は職業別の掛け金早見表だが、厚生年金と比べて受給額がはるかに少ない国民年金に加入する自営・自由業は、DCにおける掛け金の上限額が国民年金基金と合算して年間81万6000円と、サラリーマンよりもかなり高く設定されている。つまり、それだけ大きな節税効果を得られるわけだ。その点、公務員は年間14万4000円と、少なめの金額設定になっており、専業主婦の掛け金は課税所得から差し引けなくなっている。これは現時点でのパートやアルバイトで得た収入が年間103万円を超えない限り、専業主婦の夫には配偶者控除が適用されるといった税制優遇を受けているためだ。
とはいえ、利益から税金が差し引かれずに運用を続けられるメリットは非常に大きい。毎年3%の分配金が支払われる投資信託で30年にわたって運用したと仮定すると、毎月2万3000円ずつ積み立てた場合、一般口座とDCでの分配金の差はなんと130万円にも及ぶ。当然のことなながら分配金5%なら差はこれ以上だ。
「DCを用いた運用のほうが有利なのだから、制度と経済的事情が許す範囲の『なるべく大きな額』でこれを利用することが合理的です」(山崎氏)
その実力はまだまだ未知数なのだ。
確定拠出年金のメリット
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『確定拠出年金の教科書』 確定拠出年金に加入しているすべての人、待望の基本書
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