被害は前年同期比で24倍以上!21世紀型ウイルス「ランサムウェア」の対策法は?

三浦一紀
 海外で猛威を奮っている新手のウイルス「ランサムウェア」。ランサムウェアに感染したPCやスマートフォンは、システム内のファイルを暗号化されたリアクセスを制限されてしまう。これを解除するためには、ランサムウェアの作者に代金を支払わなければならない。

 この代金を身代金(ransom)と見立てて「ランサムウェア」と呼ばれている。

個人には10秒に1回の攻撃が行われている

 海外では個人法人さまざまな被害が出ている。個人では1万円ほどの金額が請求されることが多く、その絶妙な金額設定により、ランサムウェア作者に代金を支払ってしまうことが多い。

 企業などでは、一気に数十台から数百台のPCがランサムウェアに感染してしまい、何百万円単位の被害にあっているところもる。

 セキュリティソフトを開発するカスペルスキーの報告によると、2016年は世界各地でランサムウェアが猛威を奮ったとのこと。企業への攻撃は2016年1月では2分に1回だったものが、10月には40秒に1回という頻度に。個人への攻撃は1月に20秒に1回だったものが、10月には10秒に1回というレベルになっているという。

 また、ランサムウェアは亜種が多岐にわたり、日々増殖している。それゆえ、被害は広がる一方なのだ。

次のページ 
国内の検出件数は前年同期比で24倍以上

1
2
3
4
5
関連記事
6
7