韓国軍「ウェアラブル筋力増強ロボット」に巨額投資…行軍スピード2倍に

 同事業を担当する防衛事業庁のユ・ヘイル計画運営部長は「民間防衛の技術力を総結集し、実用性の高いウェアラブル筋力増強ロボット技術を開発する。確保された技術は、軍民で相互に共有を拡大していく(中略)韓国の優秀なIT技術を最大限に活用し、未来の先端国防技術の開発に全力を尽くしたい」と述べている。  なお、ウェアラブル筋力増強ロボットの開発は、日米などでも進んでいる。技術先占のための競争は熾烈になりつつある。米国は、軍事用はもちろん、リハビリ・医療用などさまざまな分野で活用可能なロボット技術を開発しており、日本では2025年までに高齢者の生活支援を目的とし、940万台規模の着用型ロボットの普及を計画しているとされている。 <取材・文/河鐘基(ロボティア>編集部)、写真/Republic of Korea Army Special Warfare Command via flickr(CC BY-SA 2.0)> 【ロボティア】 人工知能(AI)、ロボット、ドローン、IoT関連のニュースを配信する専門メディア。内外の最新技術動向やビジネス情報、ロボット時代のカルチャー・生活情報をわかりやすく伝える。編集長は『ドローンの衝撃』(扶桑社新書)の著者・河鐘基が務める。https://roboteer-tokyo.com/ ※ロボティアでは、今回の記事のほかにも下記のような記事を掲載中 ・韓国発の美女アンドロイド「エバー」ドバイ空港税関で採用少々お高い!? インテルがドローン自作キット「Aero」を12月に発売【疼痛治療最前線】VRはモルヒネより鎮痛作用アリ?医療費削減にも期待
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