P&Gが「社員の能力世界一」に選ばれる理由

平野健児

写真/Mint Social

生活への浸透度は脅威的!でも正式名称は意外と知られていない

 プロクター・アンド・ギャンブル、という割といかつい正式社名を聞いてもピンとこないことが多いですが、「P&G」と聞けば、CMと共にすぐにイメージが湧きますね。そのP&Gの日本法人が、プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパンです。P&Gは、日本法人だけで2600億円もの商品売上を上げていますが、全世界では180カ国に展開、その売上は10兆円、利益は2兆円に及び、世界最大の一般消費財メーカーかつ非常に収益性の高い企業として知られています。

第11期決算公告:10月28日官報92頁より
商品売上高:2,679億4300万円
経常利益:147億2900万円
当期純利益:109億8300万円
過去の決算情報:詳しくはこちら http://nokizal.com/company/show/id/1194206#flst

 1973年の営業開始以来、日本でも、洗剤、紙製品、ヘアケア製品、化粧品、剃刀といった分野で、かなりシェアをとっており、ざっと主要製品を挙げるだけでも、洗剤では『アリエール』『ボールド』『レノア』『ジョイ』『ファブリーズ』、紙製品では『パンパース』『ウィスパー』、ヘアケア製品では『ヴィダルサスーン』『パンテーン』『ハーバルエッセンス』、化粧品では『マックスファクター』『SK-II』、剃刀では『ジレット』『ブラウン』といった製品がそれらにあたり、外資としてはかなりの生活への浸透率ではないでしょうか。

 また、M&Aにも積極的で、買収・売却を行っているため、上記以外にも哺乳瓶消毒液『ミルトン』、薬用石鹸『ミューズ』、ニキビ治療薬『クレアラシル』、便秘薬『コーラック』、のど治療薬『ヴィックスドロップ』等もかつてはP&Gの傘下にあった製品になります。こうやって挙げてみると我々は結構、P&Gの手のひらの上で生活を送っている感すらありますね。

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超有名なP&Gの知られざるもう一つの顔とは

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