任天堂の次世代ゲーム型「Nintendo Switch」が発表。辛口ゲーマーの評価は?
2016.10.21
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注目の次世代型ゲーム機を専門家はどう見るのか。ゲームコラムニストの卯月鮎氏に聞いた。
「据置機のスペックが高くなり、プレイするのがやや面倒と感じていたユーザーにとっては、よりカジュアルに家の外でも中でもゲームが楽しめるハードになりそうです。Wii Uゲームパッドの発売前にファンが期待していたプレイスタイルがついに実現した、という感じでしょうか」
さらに、長年ゲームを見続けてきた辛口ゲーマーならではの着眼点も。
「最近の任天堂のハードは、玩具的な面白いギミックが人を惹きつけるフックになっているのですが、今回は着脱式のコントローラ『Joy-Con』がポイントでしょう。iPhone7がイヤホンジャックをなくし、スッキリさせたのとは逆の動きのようで、そのあたりも興味深いです。
発売日ですが、噂はされていましたが’17年3月という思ったより早い時期で驚きました。クリスマス商戦からも外れるため、立ち上がりはスローペースになりそうです。今回の発表は、全体的に噂通りといった感じでサプライズは少なかったように思います」
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次世代型ゲーム機といえば、今月10日に発売され、ヘッドマウントディスプレイをかぶって仮想現実世界を体験できる、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の「PlayStation®VR」が記憶に新しい。
「SIEのハードであるPSシリーズが、スペックを高めるという直線的な進化を続けているのに対し、任天堂のハードは、常に『新しい遊び方や新コンセプトの提案』を重視してきました。今回の新ハード『Nintendo Switch』も、まさにそうした方向性で、これまで厳然と存在していた据置機と携帯機の壁を取り払うというチャレンジを試みています」
ファン待望のプレイスタイルがついに実現
『はじめてのファミコン―なつかしゲーム子ども実験室』 「ユーゲー」誌上で続いていた人気連載“まるやきくんのなつかしゲーム人体実験” |
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