仕事が速い人が「見えないところ」でしている3つのルール

 同じ仕事をしているはずなのに、なぜかアイツのほうだけ先に仕事を片付けて、とっとと帰ってしまう。しかも、どこにも手を抜いた形跡がない。あなたは職場でそんな人を見かけたことはないだろうか?

 仕事が速い人と遅い人を分けるポイントはシンプルだ。『仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?』著者で、日本IBMシニア・プロジェクト・マネージャーの木部智之氏に「仕事が早い人に共通する3つのルール」を伺った。

簡単な仕事こそ後回しにせず早くやる

「仕事を速くするための1つ目のルールは、あまりにも当然のことですが、その仕事に早く手をつけること。基本は作業のスピード、考えるスピード、人を動かすスピードを早めるということです。チームで仕事をするときに、人に早く指示をすることで、アウトプットの成果が変わってきます。

 たとえば私は現在、合計13のチームで働いているのですが、ある日の夜、そのなかの1チームが本来であれば前日の19時半までに終わらせているはずの仕事をやっていることに気付きました。なぜこんなことが起こってしまったのでしょうか。

 そのチームは、台帳に行なうべき作業を記入して、それを担当者が実行するというプロジェクトの進め方を採っていたのですが、担当者がその台帳に作業を書いていなかった。それが原因で、大変な作業が発生してしまったのです。

 私は決められた日の13時半までに作業を台帳に書くという指示をしていたのですが、そのメンバーが下に指示するのが1日遅れた。これが遅延の原因となり、他の12チームも予定より1日遅れになるという負のスパイラルに陥ってしまったんです」(木部氏)

 いわば台帳を書くという単純な作業を後回しにしたことがチーム全体の遅れに繋がってしまったのだ。

「仕事は複数の人との共同作業です。MTG(ミーティング)の前に仕事を依頼するか、終わってからするかでは1時間異なる。細かいけれども、これがさばける仕事の量を左右する。早く指示を出すことは、意識してやらなければいけないのです」

 自分がやらないばかりに、他の人の仕事を遅らせてしまう。自分の仕事をスビーディーにできない理由として、木部氏は「自分の仕事の内容を咀嚼しきれておらず、その重要性がわからないまま処理が遅れ、他人に迷惑をかけてしまうのだ」と、指摘する。

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役職を持つ上司に共通する特徴とは?

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仕事が速い人は「見えないところ」で何をしているのか?

これをやるかやらないかで、1週間後、1年後、3年後に差がつく!

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