ゴーストライター騒動の新垣隆氏、週刊文春のテーマ曲を作曲

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作曲家・新垣隆氏と文藝春秋第一編集局局長・鈴木洋二氏が登壇

 佐村河内守氏のゴーストライター騒動で話題となった作曲家の新垣隆氏が、週刊文春からの依頼で新曲「交響曲HARIKOMI」を作曲することが明らかになった。新曲発表は、ニコニコ生放送で、7月19日から配信される「ニコニコ23時間テレビ」にて行われる。  同企画は、niconicoのリアルイベント「ニコニコ超会議」に関する発表会にて明かされ、会場には新垣氏本人も笑顔で登場した。ゴーストライター騒動は、週刊文春に新垣氏が真相を告白したことから始まった騒動で、佐村河内氏による謝罪会見により収束したもの。その後、双方に大きな動きはなかったが、新垣氏はここで大きな再スタートを飾ることとなる。  発表会では、株式会社文藝春秋第一編集局局長の鈴木洋二氏も登壇。週刊文春の新谷学編集長から新垣氏に寄せた手紙を代読した。手紙の内容によると、曲のテーマは曲名の通り“張り込み”。編集長からのオーダーは次の通り。 「人目を避けながら息を潜めて待ち続けるその緊張感、焦燥感、そしてターゲットに直撃するときの高揚感をイメージした曲をぜひ作っていただきたい」 「鮮烈でインパクトのある超絶かっこいい曲」  編集長自身も現場では映画「仁義なき戦い」のサウンドトラックを聞いていたという。このオーダーに対して、新垣氏は快諾。「仁義なき戦いのイメージもちゃんと入れて作っています」と語っていた。ステージ上では会場の反応を受け笑顔になる場面も多かった新垣氏。特番ではどのような曲を発表するのだろうか。
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新垣氏登場に視聴者は騒然

<取材・文・撮影/林健太>
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