Amazonが自社専用輸送機「PRIME AIR」を公開

白石和幸

photo from Amazon/Business Wire

 Amazonの専用機と言えば無人機ドローンを先ず連想させる。何故なら、この分野での開発をAmazonが進めていることは良く知られているからだ。

 しかし予想に反して、Amazonが8月に入ってシアトルの航空ショーを利用して公開したのは自社の専用輸送機「PRIME AIR」であった。

 Amazonはこれまで輸送機のリース会社Atlas AirとAir Transport Serviceの2社と契約して11機をAmazonの専用輸送機として使っていた。しかし、今後の世界の顧客への配達の更なるスピードアップとしてUPS、DHL、FedExの輸送機に依存しない、独自の航空路線の開拓の必要性を感じていた。それは世界に集荷センターを145か所まで増設し、また配送トラックも4000台増やすプラニングと関連した配送スピード化の一貫としての「PRIME AIR」専用輸送機の新設である。(参照「Xataka」)

 Amazon専用輸送機の機種はボーイング767-300で、この先2年以内に購入又はリースで40機まで配備する予定だという。Atlas AirとAir Transport ServiceとAmazonがリース契約を結んだ理由は、この2社が輸送機を飛ばすのに必要な公的機関からの航空認可を既に取得しているからであった。それによって、Amazonは迅速に専用輸送機を飛ばすことが出来るようになった。(参照「El Pais」)

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なぜ自社専用機を急いだのか?

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