溜め込んだ洗濯物を一気に洗って部屋干し。またはコインランドリーで1000円前後かけて乾燥。こんな洗濯の仕方はコスパが悪い。
「そこで、今日は下着と靴下、次回はシャツだけというように、一種類だけをまとめて洗うのが効果的。一種類だけだと干し方をいちいち考えなくて済むので時短が可能だし、頭のリソースを他のところに使えます」
複数の種類を干すのであればアーチ干し&扇風機が有効。外側にタオルなどの長い物を、内側に靴下などの短い物を干すと、内側に空気が溜まって温度が上昇する。その温かな空気を循環させるために、洗濯物の下半分周辺を目がけ、首ふりで扇風機をかければ5時間で完全乾燥。電気代もわずか、乾燥機代も不要と一挙両得のテクだ。
干す作業は意外と煩わしいもの。靴下だけ、シャツだけ、などと単種類だけをまとめて洗うと干す配置を考える手間が省ける。3日に一回くらいのサイクルなら無理なく実践できる
【松橋 周太呂】
東京都出身。ピン芸人や放送作家として活躍する一方、掃除能力検定士5級などの資格を取得。家事大好き芸人「家事えもん」としても活躍中。著書『
すごい家事』(ワニブックス刊)が20万部突破
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