ビジネストークで最適な「アイコンタクト」は何秒が適切?

xiangtao / PIXTA(ピクスタ)

聞き手を引き付ける能力は先天的なものだと諦めていませんか?

 ビジネススキルを向上させる分解スキル・反復演習にはじめて参加している人からよく受ける質問に、「話していると、聞き手がだんだんと興味を失っていったり、拒絶したりするようになり、そもそも聞き手を引き付けておくことができません。ビジネススキルを発揮するどころではないのです」という意味のものがある。そして、「聞き手を引き付ける能力があるかどうかは、その人の容姿をはじめとする全体の魅力に左右される部分が大きいので、努力してもどうにもならないのではないでしょうか」という意見をいただくことが多い。  そのような意見をいただいた時に、私は、「いえ、後天的な努力でどうにでもなるのです」とは、決して言わない。その代わり、「誰でも知っているスキルがあって、そのスキルを身に付ければ、聞き手を引き付けることが格段にできるようなるとすれば、そのスキルを身に付けたいと思いませんか?」と問いかける。このように問いかけると、たいてい、「でも、とても長い時間や、大きな苦労をしなければならないのではないのですか?」というリアクションを受ける。  そのリアクションに対して、「実は、それは1分間という、とても短い時間で簡単に身に付けることができ、反復演習によって、体に染み付けることができる、2時間経過後には、ほぼ90%の人が「出来るようになった」と実感するというフィードバックをいただいているプログラムがありますが、参加してみたいと思いませんか?」と問いかける。そして、半信半疑の人も含めて、ほとんどの人が、参加してみたいと言うのだ。
次のページ
ビジネスに必要な「アイコンタクト」
1
2
3
4
チームを動かすファシリテーションのドリル

「1日1分30日」のセルフトレーニングで、会議をうまく誘導し、部下のモチベーションを自然にあげられる!

バナー 日本を壊した安倍政権
新着記事

ハーバービジネスオンライン編集部からのお知らせ

政治・経済

コロナ禍でむしろ沁みる「全員悪人」の祭典。映画『ジェントルメン』の魅力

カルチャー・スポーツ

頻発する「検索汚染」とキーワードによる検索の限界

社会

ロンドン再封鎖16週目。最終回・英国社会は「新たな段階」に。<入江敦彦の『足止め喰らい日記』嫌々乍らReturns>

国際

仮想通貨は“仮想”な存在なのか? 拡大する現実世界への影響

政治・経済

漫画『進撃の巨人』で政治のエッセンスを。 良質なエンターテイメントは「政治離れ」の処方箋

カルチャー・スポーツ

上司の「応援」なんて部下には響かない!? 今すぐ職場に導入するべきモチベーションアップの方法

社会

64bitへのWindowsの流れ。そして、32bit版Windowsの終焉

社会

再び訪れる「就職氷河期」。縁故優遇政権を終わらせるのは今

政治・経済

微表情研究の世界的権威に聞いた、AI表情分析技術の展望

社会

PDFの生みの親、チャールズ・ゲシキ氏死去。その技術と歴史を振り返る

社会

新年度で登場した「どうしてもソリが合わない同僚」と付き合う方法

社会

マンガでわかる「ウイルスの変異」ってなに?

社会

アンソニー・ホプキンスのオスカー受賞は「番狂わせ」なんかじゃない! 映画『ファーザー』のここが凄い

カルチャー・スポーツ

ネットで話題の「陰謀論チャート」を徹底解説&日本語訳してみた

社会

ロンドン再封鎖15週目。肥満やペットに現れ出したニューノーマル社会の歪み<入江敦彦の『足止め喰らい日記』嫌々乍らReturns>

社会

「ケーキの出前」に「高級ブランドのサブスク」も――コロナ禍のなか「進化」する百貨店

政治・経済

「高度外国人材」という言葉に潜む欺瞞と、日本が搾取し依存する圧倒的多数の外国人労働者の実像とは?

社会