南米チャベス路線の終焉。ベネズエラ・マドゥロ大統領、亡命までのカウントダウンが始まった

photo by Kremlin.ru(CC BY 4.0)

 ベネズエラの代表紙のひとつ『El Nacional』が2月17日付でマリア・フェルナンダ・カバル国会議員のツイートを掲載した。彼女はそのツイートで〈「コロンビアがニコラス・マドゥロの亡命先を提供するか検討している」〉という内容を伝えたのだ。更に、彼女は〈「南米諸国連合(UNASUR)のサンペール(書記長)とベネズエラ政府の要人がマドゥロと家族の亡命先について検討する会合をもった」という情報を得た〉ことも伝えた。

 同紙のミゲル・エンリケ・オテロ社長もマドゥロ政権から迫害されたひとりで、亡命先のスペインから〈「マドゥロ政権はもう末期だ」〉と語っている。また、ベネズエラ議会の野党連合は6か月を目安にマドゥロ政権の終幕に合意しているとしている。(参照:「Bolsamania」)。また、チャベス前大統領の親派で元閣僚経験者らはマドゥロの政治生命は〈あと5か月以上は続かない〉と断言しているという。(参照:「El Mundo」)。

 さらに、スペイン紙『ABC』も、2月20日付で〈米国、バチカン、南米諸国連合そしてラウル・カストロがマドゥロの亡命先を模索している〉と報じた。つい最近もコロンビアのサントス大統領がワシントンでオバマ大統領と会談しているが、恐らくその時にマドゥロ大統領のコロンビアへの受け入れについても相談したものと推察される。ペルーも亡命先としてマドゥロ大統領を受け入れる用意があるという。

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