ビジネスリーダーを目指す上で必要不可欠な力とは【PR】

 FACEBOOKにTwitter、最近ではInstagramと、SNSは日常生活に馴染みの深いものになった。  著名人のアカウントをフォローしている人も少なくないと思うが、こうした著名人の発信をビジネスに活かす方法の一つとして、彼らがあるニュースをどういう角度から見ているのかを知るためにSNSを使うことが挙げられる。  ただ、情報収集だけで終わらせるのはもったいない。トップリーダーになる人が、その先で実践している習慣とは何なのか? ビジネスリーダーとして抜きん出たい人がヒントにすべき行動を紐解いてみよう。  例えばこのニュースについて考えてみたい。 『ロジェCFO電撃辞任 武田、グローバル経営に試練』  6月25日付けの日経新聞が報じた武田薬品工業のフランソワ・ロジェ最高財務責任者(CFO)退任の報。2013年にルクセンブルクの携帯通信会社ミリコム・インターナショナル・セルラーから引きぬかれたロジェ氏は、就任時も武田薬品工業のグローバル戦略の一環として注目を集めたが、引きぬいた人材を逆に引き抜かれるという、まさしくグローバル経営の厳しさを見せつけられるようなニュースは大いに話題になり、さまざまなSNSでも多くの人が持論を述べていた。  そんな中、やはり注目したいのは、グローバル経営に詳しい人々の見解だ。

業界のオピニオンリーダーの見解が一同に介する空間

 世界経済フォーラムのダボス会議にも2004年以来ほぼ毎年参加し、LinkedInインフルエンサープログラムの日本人寄稿者でもあるグロービス大学院学長の堀義人氏は、経済特化型ニュースサービス「NewsPicks」iOS / Android)内で、上記のニュースをピックアップし、グローバル化する日本企業の人材戦略について、疑問を呈している。 “経営者がポータブルに移動できると言うのは、経営が均質化している証拠だ。均質化するとユニークさという強みを失う。ソニーもGMも同じと言うことになる。経営が均質していないユニークな企業の方が、継続的に強みを発揮できる。ユニークさを理解しないで、経営をすると強みを失う。ビジョナリー・カンパニー2でも、結局V字回復した13社中殆どの企業が、中から昇進だ。外部から招へいした企業は、V字回復しても永続しない。” “今や経営は進化して、戦略レベルでの差別化が難しくなってきている。それよりも、実行段階での差別化つまり組織文化や人材の方が重要性を増している。僕は、どちらかと言うと、内部昇進論者だ。結局勝ち続ける企業は、GE、トヨタのように内部で人材を育成し続けられる会社だけだと思うからだ。”(堀氏のNewsPicks内でのコメントより)  ハーバード・ビジネススクールでMBAを取得し、いち早くグローバル人材の育成に目を向けていた堀氏ならではの視点である。  一方で、SAPジャパン・バイスプレジデント・Chief Innovation Officerであり大企業内の人材活用に詳しい馬場渉氏は、このニュースについて、「NewsPicks」iOS / Android)内ではグローバル企業の人材戦略という観点から次のようにコメントしている。 “グローバル企業は後任がいなくても人と事業の成長のためにまずストレッチする。サクセッションプランに連動して育成と採用計画は走っている。タレントサプライチェーンが回り先にストレッチ人事をしている「攻め」のネスレ、後手で株主総会にロジェさんをCFOとして記載した「守り」の武田。なお、ちなみに武田は武田で、CIOもCDO(デジタル)もネスレから採用してます。スポーツと同じで現役バリバリの引き抜きもあれば、引退間近の選手の来日も、企業でもあります。”(馬場氏のNewsPicks内でのコメントより)  いかがだろうか? ともすれば漫然と読み流してしまいそうな、一企業の人事のニュースだが、グローバル・ビジネスの最前線を知る人の見解を知ると、その人事の駆け引きの中にさまざまな戦略があり、これからの時代、いかに人材戦略が重要なのかが痛切に感じられるはずだ。  こうしたビジネスリーダーのオピニオンは、経済ニュースに特化している「NewsPicks」iOS / Android)のようなサービスを使えば、堀氏や馬場氏のみならず、DeNAの小林賢治氏、夏野剛氏、インテグラルの佐山展生氏、堀江貴文氏など錚々たるメンツの見解をいっぺんに把握できる。  彼らのコメントを参考にするのは当然だが、それ以上に、なぜこれだけのメンツが「NewsPicks」iOS / Android)という場に集うのかという点を見逃してはならない。

活発に飛び交う意見が、コメント力を鍛える!

   各界のトップリーダーが「NewsPicks」iOS / Android)という場に集う理由。その理由を、前出の堀氏のブログをヒントにして考えてみよう。堀氏は、自身のブログの中で「ブログ執筆における3つのプリンシパル」として、ブログ執筆への姿勢を表明している。  曰く、「ものごとをあるがままにとらえて、ポジティブな面にフォーカスをあてて、考えを組み立てること」、「常に身の回りの出来事から、身の丈にあった視点で、自らが実行できる範囲でメッセージを送ること」、「一方的な論調ではなく、必ず双方向のコミュニケー ションとすること」である。  いずれも参考にすべきスタンスだが、とりわけ「双方向コミュニケーション」に注目したい。双方向に意見が交わされることで、考察の見直しが行える、議論の場に参加することで見識を深められるのである。  そして、こうした双方向のコミュニケーションの場でキラリと光るコメントを出す能力を養うことこそが、ビジネスリーダーになるために不可欠な要素なのである。  このことについては、上記のニュースについて、「NewsPicks」iOS / Android)では、ロジェ氏の転身先であるネスレのCEO高岡浩三氏がコメントを発信していることからもわかる。

高岡氏のNewsPicksでのコメント

 高岡氏はまさしく「トップリーダーに必要なこと」、すなわちコメント力の発揮を実践しているにほかならない。そして、彼のコメントをキッカケに、まさしくそこにリーダーたちの意見が双方向に交わされ、議論が盛り上がっているのである。  自身もそうした場に参加してみたいと思わないだろうか? いや、むしろ参加しなければトップリーダーになることは叶わないとすら言えるだろう。自身がビジネスにおいてライバルに負けないようにするために、こうした議論の場に参加することが必要不可欠なのである。  通常であればこうしたリーダーたちの集まりに参加することは難しいが、「NewsPicks」iOS / Android)ではアプリを入れるだけでそうした場に参加できるのである。

コメント力を磨くことが、トップリーダーへの道を拓く

  「NewsPicks」iOS / Android)の場合は、単なるニュースキュレーションサービスとは違い、コメントを相互に閲覧できるSNS的な仕組みによって、業界有名人の目に留まることもある。また、運営チームが一般ユーザーの間でも鋭いコメントをするユーザーを積極的に探しており、場合によっては「プロピッカー」という「NewsPicks」iOS / Android)内のキュレーターになり、自身がオピニオンリーダーになる可能性もあるのだ。  業界のトップリーダーたちは、どんなニュースに注目し、そのニュースにどのような見解を抱いているのか。これらの情報にアンテナを張ることで、自身のニュースへの感度をブラッシュアップさせていくことが、先行き不透明な日本経済の中、ビジネスマンとして生き残るだけでなく、頭ひとつ上を行くために必要になってくるのだ。 ios Android <文/HBO取材班>
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