デュッセルドルフ駅に現れた斧男の恐怖。無理な難民受け入れが難民自身のメンタルにダメージか

デュッセルドルフ駅

斧を持った男が市民を切りつけ、デュッセルドルフ駅が突如恐怖に陥れられた(写真は筆者が撮影)

「走れ!」 「逃げろ!」  3月9日夜、ドイツデュッセルドルフの中央駅が大混乱に陥りました。  列車から飛び降りた容疑者が、斧で無差別に次々と一般市民を切りつけ、被害者は9名。中には13歳の少女も含まれているとビルト紙が伝えています。

パニックの現場に偶然いた筆者も恐怖体験

 筆者は偶然にもこの日、デュッセルドルフに到着。デュッセルドルフにいただけでなく、大パニックとなった瞬間の現場にいました。  何が起こったのかなど考えている暇もありませんでした。付近にいた全員が、大変なことが起こったに違いないと感じ、本能だけで一斉に逃げ始めていたと思います。  まさにパニック映画の一場面のような状況。筆者も、とにかく駅から離れるため、全速力で走りました。走りながら、「テロ」と「爆弾」、この2つが脳裏に浮かんでいました。それぐらいのパニックの状況でした。大勢の人が一斉に、死に物狂いで駅から逃げていました。  その後、すぐに駅に近づこうとする人は皆無。全員、呆然と立ち尽くしていました。少し離れた場所で様子をうかがっていたところ、あのパニックの瞬間から間もなく、武装し、マスクを被った警察の特殊部隊が到着しました。こんなにもたくさんいるのかと思えるぐらい、大量に、次から次へとやってきました。  車から降り、いよいよ中央駅に向かうぞとなった時、特殊部隊の人が、引き金を引きました。 「ガチャッ」  これを至近距離で聞いたときは、さすがに緊張が走りました。
次のページ
犯人は精神を病んでいた
1
2
3
ハッシュタグ
バナー 日本を壊した安倍政権
新着記事

ハーバービジネスオンライン編集部からのお知らせ

政治・経済

コロナ禍でむしろ沁みる「全員悪人」の祭典。映画『ジェントルメン』の魅力

カルチャー・スポーツ

頻発する「検索汚染」とキーワードによる検索の限界

社会

ロンドン再封鎖16週目。最終回・英国社会は「新たな段階」に。<入江敦彦の『足止め喰らい日記』嫌々乍らReturns>

国際

仮想通貨は“仮想”な存在なのか? 拡大する現実世界への影響

政治・経済

漫画『進撃の巨人』で政治のエッセンスを。 良質なエンターテイメントは「政治離れ」の処方箋

カルチャー・スポーツ

上司の「応援」なんて部下には響かない!? 今すぐ職場に導入するべきモチベーションアップの方法

社会

64bitへのWindowsの流れ。そして、32bit版Windowsの終焉

社会

再び訪れる「就職氷河期」。縁故優遇政権を終わらせるのは今

政治・経済

微表情研究の世界的権威に聞いた、AI表情分析技術の展望

社会

PDFの生みの親、チャールズ・ゲシキ氏死去。その技術と歴史を振り返る

社会

新年度で登場した「どうしてもソリが合わない同僚」と付き合う方法

社会

マンガでわかる「ウイルスの変異」ってなに?

社会

アンソニー・ホプキンスのオスカー受賞は「番狂わせ」なんかじゃない! 映画『ファーザー』のここが凄い

カルチャー・スポーツ

ネットで話題の「陰謀論チャート」を徹底解説&日本語訳してみた

社会

ロンドン再封鎖15週目。肥満やペットに現れ出したニューノーマル社会の歪み<入江敦彦の『足止め喰らい日記』嫌々乍らReturns>

社会

「ケーキの出前」に「高級ブランドのサブスク」も――コロナ禍のなか「進化」する百貨店

政治・経済

「高度外国人材」という言葉に潜む欺瞞と、日本が搾取し依存する圧倒的多数の外国人労働者の実像とは?

社会