あの電通も赤字、三菱商事の利益は実は半分!?「包括利益」とは何か?

 三菱商事の「その他の包括利益」も見てみよう。 ⇒【資料】はコチラ https://hbol.jp/?attachment_id=132136 その他の包括利益 三菱商事も電通と同じく、「在外営業活動体の換算差額」においての損失が大きく、790億円ほどの赤字が出ているが、それを上回る1468億円の赤字となっているのが「持ち分法適用会社におけるその他の包括利益に対する持分」だ。  投資会社として様々な会社の株式を保有している三菱商事だが、そちらはまだまだ本調子ではないらしい。 ⇒【資料】はコチラ https://hbol.jp/?attachment_id=132137 連結包括利益計算書 ちなみに3月12日発売の拙著『東大式 スゴい[決算書の読み方]』で、実は三菱商事を上回る最大の総合商社として挙げたソフトバンクは「その他の包括利益」として475.7億円の黒字を稼いでいる。  日本企業の有価証券報告書に「包括利益」が表示されるようになったのは近年になってからである。  あくまで一時期における収益と費用の差額を見る当期純利益を重視する考えもあるが、海外企業の出資・買収によって成長を実現しようとする日本企業が増えていく中にあって、「包括利益」の概念は重要性を増していく。保有している土地や株式に含み損が出ていないかどうか、チェックが必要だ。 <文/大熊将八> おおくましょうはち○国内外の企業分析を行い、「週刊文春」「現代ビジネス」「東洋経済オンライン」「ハーバービジネス・オンライン」」などに寄稿。東大・京大でベストセラーの企業分析小説『進め!! 東大ブラック企業探偵団』(講談社刊)著者。3月12日には新刊『東大式 スゴい[決算書の読み方]』を発売予定。twitterアカウントは@showyeahok
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東大式 スゴい[決算書の読み方]

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