バルサの胸スポンサー候補「楽天」にナイキが難色を示した理由とは?

楽天になればユニフォームがナイキでなくなる可能性も

 スポンサー候補は現在まで3社がその候補に挙がっているという。そのひとつが日本の楽天であるのは昨夏に日本でも報じられた。  楽天は既に昨夏〈6500万ユーロ(84億5000万円)をバルサに提示〉している(参照「FÚTBOL FINANZAS」)。楽天以外の残り2社はヨーロッパとアメリカの企業だという。  ただ、バルサのユニフォームを生産をしているナイキは楽天との合意を望んでいないという。その理由は楽天がスポンサーになればネット販売でのビジネスを失う恐れがあるからだという。仮に、ナイキがそれに反対すれば〈アディダスかアンダーアーマー〉にバルサのユニフォーム生産の可能性も生まれるという。  バルサのスポンサーに決まるのはどこなのか? ユニフォームはナイキから変わるのか? サッカーファンのみならず、今後の行方が気になるところである。 <取材・文/白石和幸 photo by Oh-Barcelona.com on flickr(CC BY 2.0)> しらいしかずゆき●スペイン在住の貿易コンサルタント。1973年にスペイン・バレンシアに留学以来、長くスペインで会社経営する生活。バレンシアには領事館がないため、緊急時などはバルセロナの日本総領事館の代理業務もこなす。
しらいしかずゆき●スペイン在住の貿易コンサルタント。1973年にスペイン・バレンシアに留学以来、長くスペインで会社経営から現在は貿易コンサルタントに転身
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