[マイナンバー銘柄]は移動平均線の押し目買いでOK

’16年1月にスタートするマイナンバー制度。一般的な認知度はまだまだ弱いが、株式市場では今年最大のチャンスとなりえるホットな話題のひとつだ。一足先に仕込む秘策を専門家に聞いた。

手堅い大型株か大化け狙いの小型株か


⇒【前編】認知度の低い[マイナンバー銘柄]に妙味

 また、実際に国民に対してマイナンバーの通知が始まる今年10月にも、大相場になる可能性はあるという。

 具体的に上昇が見込まれる銘柄は何か。カブ知恵の藤井英敏氏はこう分析する。

「政府や自治体はまず、日立やNTTデータといった大手に発注し、その下請けとして技術力のある中堅や中小企業が開発を受注することになるでしょう」

 たとえマイナンバーという材料がなかったとしても、今年は景気回復でIT関連の設備投資も盛り上がるとみられ、これらの大手IT関連企業は投資先としてはかなり手堅いという。

 しかし、株価が受けるインパクトという点では大手企業よりも下請けの小型株のほうが、恩恵は遥かに大きい。一攫千金を狙うなら小型株がおすすめという。

「年明けのマイナンバー相場で人気化したITbook、高い技術力で評価されるULSグループなどが有望。マイナンバーは究極の個人情報なので、FFRIやラックといったインターネットセキュリティを手がける企業も大化けする可能性があります」

ルールに沿った売買で成功の確率はアップ!


「この手のテーマ株に投資する際は週足チャートをチェックして上昇トレンドにあることを確認してから買いを入れること」と藤井氏はアドバイスする。

「株価が週足で右肩上がり。なおかつ25日移動平均線の上で上昇トレンドにある銘柄は、すこし下がっても25日移動平均線にタッチすれば押し目買いが入って反発する。これを確認して買いを入れ、大きく上昇したところで利益確定。万一25日線を割ったら上昇相場は終わりと判断して見切りましょう」

 3兆円ものマネーが動く一大テーマであるマイナンバー。今からしっかり対策を立て、来る大相場に備えよう。

オススメのマイナンバー銘柄はコレだ!


●NTTデータ[東1・9613]
目標株価:7000円/株価:5440円/単元株数:100株
NTT傘下のシステムインテグレーター最大手。すでに政府や地方自治体、金融機関とのパイプは太く、「マイナンバー関連でも受注の主体のひとつとなる可能性は濃厚」(藤井氏)

●日立製作所[東1・6501]
目標株価:1100円/株価:807.0円/単元株数:1000株
総合電機やインフラ関連のイメージが強いが、クラウドやビッグデータなど情報通信関連も好業績をけん引する主力事業のひとつ。注目の投資テーマである自動運転でも関連銘柄として挙げられている

●ITbook[東マ・3742]
目標株価:2000円/株価:1190円/単元株数:100株
官公庁や自治体に強みを持つITコンサルティング企業。すでにマイナンバー関連の受注も続いていることもあり、年明けの相場では関連銘柄の筆頭格として3倍近くまで株価が急騰した

●ULSグループ[ジャスダック・3798]
目標株価:2500円/株価:1852円/単元株数:100株
ITコンサルティングやITソリューション事業などを展開。公共事業へのコンサルティングも実績豊富で、’15年3月期に続き’16年も増収増益見込みと業績も絶好調。配当も増やしている

●FFRI[東マ・3692]
目標株価:7000円/株価:5600円/単元株数:100株
標的型ネット攻撃に対応するインターネットセキュリティサービスに強い。基礎研究から製品化まで手掛ける高い技術力を持ち、顧客には官公庁や電力会社なども

●ラック[ジャスダック・3857]
目標株価:2000円/株価:1294円/単元株数:100株
インターネットセキュリティサービスを展開。業績好調で、’16年3月期も増収増益を見込む。「KDDIと資本提携し、関係を強化している点にも安心感があります」(藤井氏)

●クレスコ[東1・4674]
目標株価:2600円/株価:1839円/単元株数:100株
金融機関や保険会社などに強みを持つソフトウェア開発企業。システムインフラ構築や組み込み開発にも強く、高い技術力が評価される。最高益を更新中で’16年3月期も増収増益見込み

●コムチュア[東1・3844]
目標株価:2600円/株価:2000円/単元株数:100株
情報システム構築支援などを展開する企業。グループウェアソリューションでは国内トップクラス。’15年3月期の営業利益は3年連続で過去最高を更新する見込み

※株価は4月15日時点の終値

【藤井英敏氏】
カブ知恵代表。日興証券、フィスコを経て’05年にインターネット株式情報サイトのカブ知恵を創業。大型株から超小型株、IPOまで幅広くウオッチし、個人投資家に役立つ、投資情報を提供している


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5日続伸となり103円台を回復!

昨日のドル円は、101.923円で取引を開始した後、東京市場において日経平均株価が60円近く下げるにつれて、日通し安値となる101.75円付近まで弱含みました。日経平均株価がプラス圏に浮上すると、朝方に売りを進めた向きが反対売買を迫られ102.24円近辺まで反発するも、その後は伸び悩む展開… [続きを読む]